1月14日(日)。実質のバンクーバー滞在最終日です。
明日はいよいよ日本へ飛び立つ日。大好きなカナダを満喫してきました。
- バンクーバーの教会はウェルカム体制
- 霧に包まれるバンクーバー
- グランヴィル島へのフェリー乗り場
- グランヴィル島まで徒歩で行ってみよう
- グランヴィル島のパブリックマーケットを探検
- アクアバスに乗ってみた
- ノースバンクーバーの景色、リベンジ
バンクーバーの教会はウェルカム体制
この日は日曜日。特に午前中は教会でミサが行われる日です。
今まで訪れた国々の教会の多くは「ミサ中は観光客お断り」だったのですが、バンクーバーは違いました。
「We are open!」そして英文は忘れたけど「どなたでもお入りください」のようなことが書いてありました。
お言葉に甘えてちょろっと入らせてもらったのですが、何かのセレモニー中でした。
仏教でいうとお坊さんが説法を説いているような場面。
静かにその場を後にしました。
同じ通りに気になっていたクリス・チャーチ教会があったのでそちらも立ち寄り。
中には入っていませんが、こちらも「どなたでもお入りください」の貼り紙がありました。
レンガが素敵な教会です。
教会の前には広場も。
街の都会的な景観に溶け込んでいます。
霧に包まれるバンクーバー
この日、バンクーバーは濃霧。
ここまで濃い霧を街中であまり見たことがなかったので、すごく神秘的な光景でした。
この時とか霧が濃すぎてちょっと怖かったです。
午前中の光が霧に反射してまた美しい光景を生み出していました。
しかし本当に深い霧です。
高いビルに登ったら、ちょっとした雲海みたいに見えそうです。
そんなにはならないか。
ホテルを出たときはまだ霧が出ておらず、先日見えなかった山々がきれいに見えていたのでそれを撮りに北側の海に向かったのですが、着くころには真っ白。
諦めて反対側の未開拓のエリアに向かいます。
途中、住宅地の中にかわいい教会がありました。
と、ここで黒くうごめく物体の気配を察知。
リスでした。
黒いリスって初めて見ました!
木の実のような赤いものをくわえています。
しばらくストーキングしたのですが、「もう、勘弁してよ!」と言わんばかりにどこかへ行ってしまいました。
楽しい追いかけっこでした。
反対側のGranville Island方面の海岸に来たものの、こちらも濃霧。
真っ白です!
晴れてたらいい感じに撮れそうなモニュメント(?)もこんな感じに。
この辺の海岸の回は紫系が多かったです。
水がきれいでした!
グランヴィル島に渡る橋があるのですが、こちらも霧でよく見えません。
橋のたもとに近付くと、フェリー乗り場がありました。
向こう側に船で渡れるようです。
この橋は歩いて渡れないのかな?
バラード・ストリート・ブリッジという橋でした。
霧の奥に船がたくさん泊まっているのが見えます。
それほど遠くない距離ですね。
写真の左下に写っているのがフェリー。
かわいらしいですね。
霧があってもかっこいいけど、スカーッと晴れた橋も見てみたかったです。
グランヴィル島へのフェリー乗り場
もう少し歩いたところに、グランヴィル島へのフェリー乗り場がありました。
これに乗ればすぐ行けそう…。
地味に高い
悩んでいるところでその先の橋を歩いて渡っている人影が見えたので、橋を渡ってみることにしました。
ここから乗ればパブリックマーケットのあるグランヴィル島まで簡単に渡れます。
グランヴィル島まで徒歩で行ってみよう
グランヴィル島まで徒歩で行くにはおそらくこの「グランヴィル・ブリッジ」を渡る必要があります。
自転車でも通れます。
それにしてもこの霧!笑
柵は低いし車道との仕切りは特に無いし(一部あった)でけっこう怖いです。
怖いけどのぞき込んでみたくなる性分。
橋の一番高いところらしき場所には看板もありました。
後は下り。
もうすぐ下にマーケットが見えます。
マーケットはすぐそこですが、橋の終わりはまだまだ先…。
歩いて行くとけっこう遠回りですね。
6thアベニュー方面に進み、ようやく街に下りてきました。
本当はここで右に曲がってすぐ左手にある地下道をくぐると近道できたのですが、そのまま右手に歩いて大回りしてしまいました。
そしたらこんな謎のオブジェを発見。
だから適当に歩くのって楽しいのです。
あとはGoogleマップと勘に頼ってマーケットがありそうな方向へ。
おそらくこの先でしょう。
思う存分枝垂れている木。
霧によく似合います。
グランヴィル島のパブリックマーケットを探検
ようやくたどり着いたグランヴィル島。
ちょっとした観光地にもなっているようでした。
エリア内にはところどころこんな船のプロペラが置いてあります。
バンクーバーは船の街ですもんね。
基本的に車で来る場所のようで、車がたくさん通ります。
自転車で来ても気持ちよさそうです。
雑貨屋さんやレストランなどのお店も点々とあるのですが、今回の目的はこのパブリックマーケット。
マーケットってなぜか来たくなるのです。
マーケット内には山積みの果物や野菜がたくさん。
見ているだけでもワクワクします。
スープにしたら美味しそうな葉物野菜や根菜。
箱にもっさりと盛られたベリー類がたまらなく美味しそうでした。
このイチゴは買って帰ろうかかなり悩みましたが、結局断念。
ちょっと後悔。
味見させてもらえばよかったなー。そしたら買ってしまったかも。
生鮮食品の奥にはチーズやデザート、パンのお店、そしてフードコートにたどり着きます。
フードコートは中心に座席があり、周囲を囲うようにお店が並んでいます。
ソーセージ、ピザ、メキシカン、サンドイッチ、寿司、フィッシュ&チップス…などなどいろいろなお店がある中、迷いに迷って食べたのが結局中華でした。
やっぱりですね、求めてしまうのですよ。アジアを!
お値段も山盛りで盛られた焼きそばに大きなオレンジチキン6個で800円強と比較的リーズナブル。
焼きそばはフライドライスも選べます。
味も大満足でした。
外に出てみると海鳥が「さあ撮れ」とキメ顔をしてきたので撮ってあげました。
カナダは鳥もかっこいいです(偏見)。
アクアバスに乗ってみた
寒くてコーヒー買った
帰り道、再び橋を渡るか悩みましたが、乗ってみたかったのと、目の前にフェリー(アクアバス)乗り場があったので乗っちゃいました。
ちなみにこのコーヒーもパブリックマーケット内で購入したもの。
2.10CAD(190円くらい)でセルフで注ぐものなのですが、ミルクも入れ放題なのでコーヒーだけ自分好みのカフェラテにして飲めました。
お得です。
このアクアバスは行き先がいくつかあり、ダウンタウン方面に行くなら階段を降りて正面のフェリーです。
料金は船内で現金支払い。
運賃3.50~6.00CADで、距離に応じて高くなります。往復で買うと少し安いです。
ふくねこが利用したGranville Island~Hornby Streetは片道3.50CAD。
5分くらいで着きました。
ペットも乗船OK
あの橋を渡った苦労は何だったのか…。
いえ、橋を渡るのもそれなりに楽しいので、行きは橋、帰りはフェリーを利用というのも良いと思います。
フェリーを降りてホテル方面に戻ろうとしたら、霧と光の作る美しい光景を見ることができました。
光って不思議です。
ノースバンクーバーの景色、リベンジ
一度ホテルに戻ったら、朝かかっていた霧が晴れていたのでもう一度北側の海岸に行ってみることにしました。
カナダ・プレイスの近くで売っているのは…マリファナかな?
匂いが嗅いだことのある匂いでした。
あ、ふくねこも主人も吸ってません。
そして予想通りこの前見えなかった山々が!
海に霧はかかっていますが、それがまたいい味を醸し出しています。
写真では雪山の雄大さがあまり伝わりませんが、海の背後にあるビル群、そしてそびえる山脈がとても美しかったです。
少し左に目をやると、スタンレーパークにも霧がかかっていました。
こういう景色、大好きです。
あとは街中の景色を見ながらゆっくりホテルに戻りました。
マリンカラーの消火栓
モザイクタイル
ポスト
ゆらゆらな夕ぐれ
ホテルの方に向かって歩いていると、再び霧が。
こちら側に向かってどんどん覆ってきます。
朝入らせてもらった教会のところまで霧が上がってきました。
すっかり霧の中。
そろそろホテルで主人と合流します。
バンクーバー最終日に泊まったホテルはパティオのような空間があるホテルでした。
冷蔵庫がすごく冷えて、牛乳がシャーベットのようになりました。笑
珍しくミルクがたくさん用意されていました。
これなら2Lの牛乳買わなくてもよかったー!(でも飲み切った)
バスルームも清潔。
なぜかバスルームが常時一番暖かかったです。快適。
セキュリティボックスにアイロンも設置されています。
治安の良いバンクーバーでもセキュリティボックスがあるとやはり安心します。
ホテルにレストランはないのですが、併設するカフェで朝食や軽食が食べられます。
安くもなく、高すぎもなく、という価格帯。
朝はけっこう混んでいました。
ふくねこは安上がりで美味しいセブンイレブンで売っている2CADのマフィンサンド。
玉子とソーセージ、チーズが最高の組み合わせです。
日本でも売ってほしい。
夕飯は徒歩6、7分のスーパーで済ませました。
うっかり大きなアイスを買ってしまいましたが、さっぱりしていたので結構いけました。
一番安いのがこのサイズだったのです…。恐るべし大陸サイズ。
ちょっとお腹が痛くなりましたが元気です。
明日はいよいよ日本に向かいます!