まあいろいろ心配はあったものの、式の準備は進めていました。
式の準備は、8月にヨドバシカメラの9階だか8階の「1000%ウェディング」さんに行ったのが始まりでした。
そこで何軒か希望の条件に合う式場を探してもらい、後日式場を見学。
会場はアットホームさが売りの一軒家風の式場。
もうここでしょ!
と一発目で決定。
担当のTさんはネイルが素敵な話し方がちょっと独特な方でした。
これからのスケジュールを大まかに決め、引き出物やお花やあれこれ決めるものを仮決めして見積もりをとりました。
みんなこんな大変なことしてるのね…
で、結婚指輪をどうするか。
わざわざ新しく指輪を買うのももったいないし、何より自ら欲しいと思った指輪は今つけてるこの指輪であって、新しく買ったらこの子の所在がないじゃない、
と、持ち込み可能でカスタムできる「ケイ・ウノ」さんにお願いすることにしました。
偶然、同時期にお付き合い→結婚となった某KさんSさんカップルもケイ・ウノさんで作ってました。
なんかうれしい。
指輪には石と文字を内側に入れることにしました。
一個のダイヤの原石を2個に分けたものが埋め込まれてます。
そうか…ダイヤモンド入ってんだっけ、と今さら指輪を見つめ直す。
引き出物は直感と完全に自分たちの(主にふくねこの)好みで決めました。
そしてペーパーアイテム。
頼んだ方が楽は楽だし体裁のいいものができる。
でもせっかくアットホームな会場だし、節約根性とクリエイター魂がふつふつと湧いてきて、
「自作します!」
と宣言してしまった。
大変だったけど、自分たちの色を盛り込めて楽しかったです。
メニュー表は封筒にメニューを印刷して、中にプチギフトとしてハーブのミニ栽培キットを入れました。
サイズがギリギリで焦った(笑)
ムービーも自作しました。
BGMはHYの「AM11:00」。
あーだこーだ言いながらiMovieで四苦八苦。
この頃は夫の発病後だったので、会社に行けない分こちらを頑張ってくれました。
最初はさんざん操作に悩みましたが、何とかかたちになってよかったです。
Welcomeボードはイラストレーターをしているお友達の やぎみほこ さんにお仕事をお願いしました。
彼女のほんわかしたイラストが大好きです。
夫の「ムーミンぽい感じで」という無茶振りにも見事に応えてくれました(´▽`*)
こちらは今も我が家の玄関でWelcomeしています。
決めるものを決め、最終の見積もりも終わり、ペーパーアイテムもほぼ完成。
仕事も8:00-22:00を超えることもしばしば。
ふくねこに限界がきました。
山に行きたい・・・!!!!!
雲取山(東京都で一番高い山)に日帰りで行ってきました。
約6時間半の山歩き。
往復20kmくらい。
山頂が埼玉と東京の県境にあるのでどちらの標識もあります。
(どうでもいい情報)
夫の病状は幸い快復傾向にありました。
鎮痛剤の量が減り、少しづつ歩けるようになっていきました。
家の中で松葉杖が要らなくなりました。
一生のことになるかもと覚悟していただけに、本当にうれしかったです。
(再発の可能性もあり、まだ油断はできませんが)
式前日。
ペーパーアイテムやら飾るものやらを式場に持って行きました。
・・・重かったー。
持ち上げられる重さ≠持ち歩ける重さ
そんな方程式が脳内を逡巡しました。
荷物を預けた後は、大阪からお越しいただいた義父母と義姉ご夫婦とディナーを予定していました。
その前にとある品がないことが発覚し、ダッシュで買いにいってからレストランに行ったので、12月なのに汗だくになりました。
レストランのディナーはものすごく美味しくて、エンターテイメント性も高く、素晴らしい内容でした。
お値段もそれなりに上流階級なのですが、記念日とかにまた行けたらいいなあ。
式当日。
ふくねこはセットのため先に会場入り。
夫は足を温存するためもあり、後からタクシーで到着しました。
おおお、本当に今日式できるんだなあ。
動けるようになって本当に良かった。
もうちょっと続きます
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