島根県の仁万駅へ到着!
次はマジです
次の目的地である「仁摩サンドミュージアム」へ行くため、島根県にやってきました。
広島から高速バスで北上し、山陰本線で最寄りの仁万駅へ。
広島から仁万への安いルートとしては、
・広島⇒(高速バス124分)⇒浜田⇒(電車50分)⇒仁万
・広島⇒(高速バス186分)⇒大田市⇒(電車10分)⇒仁万
の2パターンがあります。
合計料金はそれほど変わらないのですが、大田市経由の方が若干お安いです。
石見神楽(いわみかぐら)列車だった
浜田経由はバスの乗車時間が2時間ちょい、大田市経由はバスに3時間乗るので、好きな方で選んでよいと思います。
我々は時間もちょうどよかったので、浜田経由のバスを使うルートにしました。
無人駅じゃないよ
この感じ、好きです。
仁万駅って実は石見銀山への最寄り駅でもあるんですよね。
到着した日は夕方だったので近くの旅館で1泊し、翌朝一番にこちらにやってきました(宿については後述)。
駅からサンドミュージアムまでは徒歩10分くらいでした。
休館日にはご注意を
一瞬ドキッとした
旅行者が最も恐れているもの、それは「休館日」です。
この看板を見て一瞬ショックを受けかけましたが、今日は金曜日。
大丈夫だ、問題ない。
正面入り口からの外観
ふくねこが鳥取県(主に西部の米子)に6年ほど住んでいたことは既に何度かお話しさせていただいていますが、その当時、やはりこちらにも一度訪れています。
その時は天文サークルのみんなでレンタカー1台で九州一周旅行をしようということで鳥取から出発し、山口方面へ向かう途中に立ち寄りました。
でもどこが入口とか全然記憶にありませんでした(笑)。
木漏れ日がいい感じ
こちらから入ります。
定休日は水曜日
車で来ても駐車場から入口までそこそこ歩くので、雨の日は傘必須です。
夕方閉まるのが16:30と早めなのも注意点ですね。
いざ世界一の砂時計へ
こぢんまりした入口
9時開館のところ、勢い余って早く着きすぎてしまいました。
5分前くらいになって「中で待てるかな?」と自動ドアに近付いたらウィーンとウェルカム態勢。入るしかない。
扉の中には既に受付のお姉さんもいらっしゃって、もう入れますか?と聞いたらOKとのことで、一番乗りのお客さんになってきました。
入館料は大人700円ですが、「えらべる倶楽部」などの、会員証提示で値引きがあるようです。
ホームページの入館料のところには載っていなかったのですが、受付でご案内いただきました。
アーティスティック
これは以前も見たのを覚えてます。
くるくると回ったり砂が落ちたり、見ているのが楽しいです。
どーーーーん!!!
そして世界一の砂時計までは入口からすぐでした。
こんなすぐにメインディッシュにありつけるミュージアムってあまりないのではないのでしょうか(笑)。
この砂時計は1年歴なので、年に1回ひっくり返します。
その瞬間を一度見たいと思っているのですが・・・あ、「生きてるうちにやりたいことリスト」に入れておこう。
「鳴り砂」も名物です
キュッキュッキュッ
そして琴ヶ浜の「鳴り砂」も名物です。
某で真下に力を加えると、体育館でバスケットボールするときのような「キュッキュッ」という音がします。
しくみについては物理が苦手なので読んでもよく分かりませんでしたが、摩擦係数が大きいことが関係していて突いたときに音の波ができるみたいです(合ってるのか?)。
日本海に多い
日本の鳴り砂(鳴き砂)は以前は16箇所ほど確認できていたようですが、今は4か所しかないようです。
自然の経過なのか汚染なのか。
鳥取の青谷海岸の鳴り砂、学生時代鳴らしに行きました…夜中に。
砂すら輸入してるのか日本
砂の資源ってあまり取り上げられないですが、世界中でもなくなりつつあると思うといいのかなという気持ちになります。
国産もあると思いますが、ゴルフ場のバンカーに入ってるのは輸入された砂だったのか。
魅力的な砂時計がいっぱい
10日待てないでひっくり返しそう
他にも大小さまざまな砂時計があります。
ひっくり返してOKなものもあるので、見ても触っても楽しい空間です。
昔右のタイプ持ってた!
かっこいい
奥では世界の砂や日本の砂が展示されています。
同じ日本でも砂の色が全然違いますね。
地元館山の砂は灰色だったので、田平(長崎)の海でベージュ色のきれいな砂浜を見たときは衝撃でした。
サンドアートも体験できる
これが
始めに受付した際、1枚無料でサンドアート体験用の台紙をいただけます。
台紙は3種類の絵柄から選べます。
体験は出口近くのサンドアートコーナーでセルフでできます。
台紙がシールになっていて、このタイプは△のところが1パーツずつ剥がれるようになっています。
こうなりました(★は自分で切れ目入れた)
そのシールをはがした部分に色砂を載せ、色を付けていく仕組みでした。
昔縁日でやった「スケッチせんべい」っぽいです^^
水で絵を描いて色ザラメを載せて…懐かしいなあ。まだあるのかなあ。
これも砂時計か
2度目の仁摩サンドミュージアムでしたが、たっぷり楽しめました!
今なら恋活やってます
屋上(?)にあった謎のたこ足
仁摩健康公園の滑り台も
長いの(右)と短いの(左)がある
もうひとつ、サンドミュージアムの裏手に「仁摩健康公園」という公園があります。
ここのローラー滑り台がおすすめです。
長いのは上まで来るのがちょっと大変
前日の夕方、宿に行く途中立ち寄ったら中学生くらいの男子2人が仲良く滑っていました。
「まだ行くのかよ~!」と言いながらもとても楽しそうでした。
今見ると心もとない横柵
なので翌朝滑りにきました。
朝8時過ぎに滑り台を滑る大人たち
この滑り台、ところどころ意外とスピードが出て「うひょー!」とか変な声が出ました。
あと滑ってるときにおしりが破けないか不安になりますね。そして滑り終わった後おしりが熱い!!!むず痒い!!!
滑り台の下にローラー滑り台用のマットがあったので使用されることをおすすめします(そもそも滑る大人そんなにいないか)。
たくましい腕はふくねこです
チェーンでぶら下がってるタイプの「うんてい」があったのでやってみました。
スーパーサイヤ人
このまま地面に向けて万歳したかったのですが、公の場に出せる絵ではなくなるので自粛しました。
(タイツを履いてるのは前日寄ったときに遊んだからです。)
健康になった気がします。
サンドミュージアム近くの宿泊
仁万駅から徒歩20分
仁万には宿泊施設が少ないです。
楽天で検索したからかもしれませんが、この日取れたのはこちらの「湯迫温泉旅館」さんです。
たぶんサンドミュージアムに一番近い宿です。
予約日間違いのトラブルにもかかわらず対応してくださりました。ありがとうございます!
山小屋っぽい
我々の部屋は2階です。
どこかで泊まった大きめの山小屋を思い出します。
温泉ソムリエのいる宿です
1階には女将さんか若女将が取得されたと思われる「温泉ソムリエ」の認定証がありました。
大浴場が温泉になっているのですが、お湯はやわらかくやさしい入り心地でした。
先に入っていた方に「タヌキがおったよ」と教えてもらい外を眺めていたら、タヌキが横切るのが見えました。通り道になってるんでしょうね。
一瞬だけど久しぶりに野生のタヌキが見れてうれしかったです。
やはり旅館だ
部屋では電波状況も厳しくWiFiこそ使えませんでしたが、「寝る」「休む」ということに集中できてかえってよかったかもしれません。
ごはん(お米)が美味しかった!
朝ごはんは600円で用意していただきました。
魚の甘露煮も山菜もおいしかったです。
お味噌汁はもちろん島根特産のシジミ汁でしたよ。
コンビニ情報
ローソンになったポプラ
ただ、湯迫温泉から飲食店やコンビニまで徒歩だと遠いのがネックです。
食べ物を調達するために一番近いのがこのローソンポプラ。
湯迫温泉旅館から徒歩15分ほどです。夕飯はここで買いました。
車があったらまっくた困らないんですけどね。山陰旅は車移動前提になってるころが多いですね。
でも電車×足の旅もいいものです。
きれいな夕日が撮れました