世界遺産の街マラッカ。
マラッカのメインエリアはそれほど広くなく、徒歩でも回れます。
コンパクトな街で、クアラルンプールからバスで日帰りする人も。
今回は2泊3日でたっぷりマラッカを堪能してきました。
- 街全体が世界遺産のマラッカ
- セント・ポール教会
- オランダ広場
- マラッカタワー
- サンチャゴ砦
- ヨンカーストリート(JONKER STREET)
- ナイトマーケット
- 海洋博物館
- マラッカはみなとみらいっぽい
街全体が世界遺産のマラッカ
マラッカは2008年7月7日にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
現地の呼び方は「ムラカ」。
1400年に誕生したマラッカ王国は、400年以上の間にポルトガル、オランダそしてイギリスとヨーロッパの強国の支配を受けた国です。
ヨーロッパの影響を受けた街並みとマレー文化が融合した特有の文化をもつ街。
写真で一緒に街歩き気分を味わっていただければと思います^^
セント・ポール教会
雨上がった!
マラッカ市内で見ておきたい場所と言えばまずここだと思います。
丘の上にあり、マラッカの街並みも見渡せます。
丘と言っても階段でちょいちょいとすぐ登れる程度の丘なのでそこまで眺めはよくないのですが、入口の白い門と赤レンガのコントラストが美しい教会を見ることができます。
突き抜ける空
この教会は今は使われておらず、屋根がありません。
観光用に開放されていて自由に出入りできます。
抜けた天井に青空が映えます。
お天道様ありがとう!
いい感じの窓
一部屋内があるエリアもあり、その窓がすごくいい雰囲気を醸し出しています。
実際この窓から見た景色自体はそうでもないのですが、素晴らしいものが見えそうな予感をくれる窓です。
ひょろっとしたのはマラッカタワー
丘の上からは海(マラッカ海峡)も見えます。
赤い屋根で統一されていて地中海みたいな雰囲気。
セント・ポール教会、ふくねこ的イチオシスポットです。
オランダ広場
ここはどこの国
そしてマラッカと言えばここ、オランダ広場です。
時計塔を中心にオランダを思わせる風景が広がります(まだ行ったことないけど)。
I LOVE MELAKA
ちなみにマレー語でマラッカはMelakaと書きます。
噴水はいつも出ている訳じゃない
噴水のところにブルーマンのような謎の大道芸人がいました。
横から盗み撮りすみません。笑
ちっこい風車も
個人的にこの風車に一番オランダを感じました。
人力車軍団
この愉快な乗り物はトライショーというもので、動力は人力という究極のエコカーです。
それぞれデコられていて、走るときにファンシーな音楽を大音量で流すトライショーもいます。
ポケモンが人気です(デコの)。
乗るとそれなりのお値段です。
夜もいい雰囲気
この辺りは夜も賑わっていて人通りも多いです。
例のトライショーはビカビカに光って走ってます。
乗ると周りの人が見て喜ぶので予算に余裕のある方はぜひ乗ってみてください。笑
マラッカタワー
ひときわ目立つタワー
マラッカの中心地の目印にもなるマラッカタワー。
展望台がエレベーター(リフト)になっていて、上部で泊まってゆっくり回りながら周囲を眺めることができます。
観光地はほぼマレー語・英語併記
チケットはタワーの下にあるこちらの建物で購入できます。
1人20RM(600円くらい)と意外とお値段します。
人数がある程度集まってから動かしているのか、乗ってから上昇するまで15分くらい待ちました。
シムシティで作った街っぽい
上昇するときフリーフォールの始まりっぽくってドキドキしました。
ちょっとした遊園地のアトラクションぽいです。
ある程度上昇するとゆっくり回転し始めます。
高い建物がないエリアが世界遺産かな
回転してくれるのでどの席に座っても360度景色を見ることができます。
上がって降りてくるまでは感覚的にものの5分くらいだった気がします。
もうちょっと上に居たかった。
最高地点に達している時間は本当に短いので、シャッターの準備をお忘れなく!
(↑一番高いところで撮り逃した人)
サンチャゴ砦
史跡というやつですね
この砦はもともとポルトガルが1511年~マラッカを占領した時代に築いた砦です。
他にもいくつかありましたが、ここだけ残されたそうです。
その後オランダ、イギリス、日本(1941~第二次世界大戦終結の1945年)に占領された歴史を持つマラッカ。
日本も占領していたことは最近知りました。
ちょっと複雑な気持ちになりましたが、今の本土に住む日本人の多くが、アメリカのことを特に何も思わず日本に観光に来てくれることをそれなりに喜んでいる気持ちと一緒なのかなと思いました。
この壁はリメイクでしょうね
音楽が聞こえて何だろうと思ったら、奥でギターを弾いて歌っている男性がいました。
画家が絵を売っているときもあるそうです。
それも平和だからできること。
この平和がいつまでも続いて欲しいです。
ヨンカーストリート(JONKER STREET)
チャイナタウンになってる
鶏のおめでたいモニュメントがお出迎えするこのストリート、チャイナタウンとしての賑わいも見せるマーケット街です。
この通りを入ってすぐ右手に、マレーシアのチキンライスが有名な「和記鶏飯店(Hoe Kee Chicken Rice)」があります。
お昼時は行列がすごくて入るのをあきらめました。
夜18時頃はすでに閉まっていました。
開店直後がねらい目です。
ナイトマーケット
活気あふれる屋台が連なる
ヨンカーストリートは週末(金土日)、ナイトマーケットが開かれます。
この通りがずーっと歩行者天国になって、屋台が両サイドにずらりと並びます。
魚肉練製品的なものたち
やけにカラフルな蒸し物屋さんがあり、5個で4リンギット(120円くらい)なので買い食いしてしまいました。
黄色いのとこの手前の2種類(茶、白)、紫と海苔の巻かれたシュウマイ?をチョイス。
どれも美味しかったです!
中身は謎だけど美味しかった
紫のが特に美味しかったです。
また食べたいなあ。
これは緊張する…!
マーケットの終点はカラオケ大会の会場になっていました。
このおじさまの歌唱力すごかったです。
ギャラリーも多し。開放的なカラオケ大会です。
海洋博物館
帆は張ってない
川沿いの道を南に進むと目に入るのがこの帆船です。
帆はないけど大きくてかっこよいのですぐ分かります。
外国人は10リンギット
ここのチケットはペラペラでなくちゃんとした厚めの紙でした。
中に入ると博物館らしく様々な展示がされていました。
ただ、館内にけっこう雨漏りしている箇所が多く、あちこちバケツが置かれていました。
それでも補いきれず、容赦なく床が濡れている箇所もあったのでご注意ください。
かっこいい帆船模型がたくさん
展示内容はマラッカの港としての重要さ、ポルトガルなどによる占領の歴史からこれまでのことがおそらくテーマなのかなと思います。
ただただ帆船模型がかっこよくてそればかり写真に撮っていました…。
なぜかみんなこっち向きの操舵室
船上にも上がれます
きちんと見ればマラッカの港の歴史も知ることができる場所です(たぶん)
横浜みなとみらいの「日本丸」のミニ版という感じでした。
マラッカはみなとみらいっぽい
海洋博物館があったり赤レンガ倉庫っぽい場所があったり、マラッカ自体、みなとみらいに似ている印象でした。
治安面で不安に感じることもほとんどありませんでした。
(用心はしていましたが。)
クアラルンプールからバスで2時間くらいで来れるので、ぜひついでに足を伸ばしてほしい街です^^
☆マラッカのおすすめホステル☆
オラ ラヴァンデリア カフェ (Ola Lavanderia Cafe) 併設の素敵なカフェについてはこちらの記事で紹介しています。