魔女がお出迎え
中世の面影を色濃く残す街、プラハ。
そんなプラハには3泊4日の滞在でした。
と言っても初日と最終日は移動日で、実質観光をしたのは実際に回ったのは賞味2日。
いつものごとく歩き回ってきました!
火薬塔
15世紀に建てられ17世紀には火薬の保管庫として利用されていた建物です。
中にも入って上から眺めることもできます。
火薬塔の横にはのだめカンタービレにも出てきた市民会館。
夕方に撮ったので陰っていますが、きれいな建物でした。
共和国広場(Public square)
夕焼けに染まったティーン教会
火薬塔から川方向へ少し進むと広場があります。
ここで見えている2本の塔が目立つ教会は14世紀に建てられたというティーン教会です。
14世紀っていつだ…。
調べてみたら日本はざっくり言うと室町時代でした。
見事なお城を建てていた日本も負けてないぞ。
夕焼けの広場は100点満点
プラハはチェコの一大観光地にもなっていて、いろいろな国の方を見かけます。
韓国の方の姿が多いです。
プラハを舞台にしたドラマが大ヒットして、聖地巡礼的に訪れることで人気だとか。
どこのお国も一緒ですね~。
何度も撮ってしまう
写真だと夕焼け感がいまいち出せずもどかしいですが、夕暮れ時の共和国広場、イチオシです。
あと、プラハは広場の中央にあるスメタナ像にも代表されるように、音楽の街です。
広場でもバイオリンの生演奏に合わせたタップダンスがストリートパフォーマンスとして披露されていました。
広場に響き渡る軽快な音楽とリズミカルな足音が素敵でした。
足音と言えばもう一つ。
馬車が走ってます。
こちらは観光用ですが、警察の馬車も見かけました。
馬が乗り物…かっこよすぎる。
アジアの象もかっこいいですがやっぱり馬、いいなあ。
プラハの天文時計
改修工事中でした
こちらは旧市庁舎と天文時計です。
市庁舎は時計台になっているのですが、あいにく改修中でした。
維持するのも大変ですよね。
天文時計は上から仕掛け時計、プラネタリウム時計、カレンダリズム(カレンダーの時計)という構成です。
仕掛け時計は1時間ごと、正時に動きます。
プラネタリム時計の腕時計欲しいなと思ってググったら、いろいろ出てきました。
帰国したら買いたいものリストにイン。
この裏は旧ユダヤ人墓地だったかな?
通りがかった時には既に閉まっていました。
カルルーフ橋
人がたくさん
南側から川沿いを歩いて行くとプラハ城をバックに見えてくる立派な橋が「カルルーフ橋」という橋です。
ロードオブザリングに出てきそうな橋。
近付くと橋の入口に塔のような門のようなものが建っています。
通り抜けるところには額を地面に着けて帽子を差し出してお金を乞うている人が居ました。
プラハの街中ではけっこうそんな人を見ました。
タリン、ベルリンにもいたけどみんな女性で、プラハではみな男性でした。
見事な演奏
橋のいたるところで様々なパフォーマーがそれぞれの才能を発揮していました。
こちらは弦楽器とカホン(たぶん)のクインテット。
ずっと聞いていられる
すぐ近くにプラハ音楽院もあるので、そこの学生さんでしょうか。
わずかですがチップを投げてきました。
笑顔が素敵でした。
橋の途中には絵描きや操り人形、オカリナ(?の小さいやつ)などのパフォーマーだけでなく、 見事な像があちこちにあります。
なんかもう全部魅力的なのですが、キリがないので瞳と心に保存してきました。
それでもやっぱり
足を留めてしまう
ジョン・レノンの壁
ここではない
旧市街側からプラハ城側の岸へ渡った対岸の少し南には、ジョン・レノンの壁という場所があります。
突然の銃撃でこの世を去ってしまったジョン・レノン。
彼の訃報を知った一人の少年が、ジョン・レノンを弔う意を込めてこの壁にメッセージを描いたのが始まりだそうです。
ぎっしり
中には訳の分からないメッセ五―じもあったりしますが、それ以来ここにはたくさんのメッセージや絵が描かれ始めたようです。
落書きと言えば落書きなんですけどね。
そんな壁も2014年に革命25周年で一度真っ白に塗りつぶされ、新たに描かれたのが今の壁です。
Wikipediaによると所有者は「マルタ騎士団」となっていました。
一度真っ白に塗られたのは「新たなメッセージを残すため」という意味で、もう描くなよということではなかったようです。
でもこれ誰がいつ描いてるんですかね。
夜中とか?
似顔絵めちゃくちゃ上手だなあと思ったのと同時に、梯子使って描いたのかなあと変に関心しました。笑
似たようなサイズの手だった
水路のある風景と水車
これは特に主要な観光スポットというわけではありませんが、ブルタバ川(モルダウ川)が流れるプラハでは水路もあります。
水路ギリギリに建っている建物との風景が美しいです。
ジョン・レノンの壁に行く途中に大きな水車を見つけました。
暗くて分かりづらいですが、水車台の端っこには魔法使いのようなドワーフのような像もちょこんと建っています。
この水車のある橋の柵に鍵が何個もかけてありました。
愛の場所らしいです。
そんなにたくさんではないので、定期的に外されてるのではないかと思います。
フランツ・カフカミュージアム
チケットはここではない
その後、フランツ・カフカのミュージアムにも行きました。
チケットはこちらではなく反対側のミュージアムショップで買うという不思議なシステム。
チケットにもカフカ
一人200CZK(チェココロナ)
この時のレートだとだいたい1000円くらい。
けっこう高いなあと思ってしまいました。笑
館内は撮影禁止です。
カフカの生い立ちなどの資料があったり作品の紹介がされていました。
室内が暗くて壁も黒く、音楽もちょっとサイコな感じでホラーハウスのようでした。
怖くなってきてサクッと観て出てきました。
なかなか日本じゃない像
入口の広場には向かい合ってお小水をする像があります。
しかも動きます。
カップルで来ると微妙に気まずいやつです。
はい。しっかり動画でおさめました。
プラハは割と歩いて回れる
写真ばかりが増えていく
旧市街広場とカルルーフ橋周辺の散策では、日にちをまたいだものの2時間半~3時間もあれば散策できると思います。
各スポットに費やす時間にもよりますが、早ければ2時間くらいでも歩いて回れる距離感です。
トラム見慣れてきた
歩いて回るのが大変な場合は、トラムの1日券を利用すると楽です。
シングルチケットは24チェココロナ(30分以内の乗車)で120円くらいです。
110チェココロナ(2017年9月のこれを書いているとき)で550円くらいなので、何度も乗り降りするなら一日券が楽だしお得です。
プラハのメトロ、トラム、バスのページはこちら。
続いては目玉のプラハ城付近へ向かいます!