ベルサイユ宮殿、オルセー美術館で歴史と芸術を堪能した後は「ノートルダムの鐘」にも出てくるノートルダム大聖堂に行ってきました。
その後はパリミュージアムパスを使うべく凱旋門に登りシャンゼリゼ通りを通ってホテルへ。
夜のパリの景色もとても素敵でした。
ノートルダム大聖堂
秋の景色と合います
ホテルはノートルダム大聖堂に歩いて行ける距離だったので、一休みして大聖堂に向かいました。
正面右手側から
こちらも前の広場は人がいっぱいでした。
そして鳩もいっぱいでした。
教会は無料で入れるので普通に教会の入場列に並んで入ります。
露出が多いかっこうはNG
内部はフラッシュ撮影はNGですが、写真はOKです。
それほど待たずに入れました。
これまでいくつも教会を見てきましたが、どの教会も入るたびに「うわぁ」という感嘆の声がもれます。
教会に入ったときの感動は、ステンドグラスや照明の輝きだけでなくその空気にもあると思いました。
お祈りにたくさんのキャンドルが灯されていました。
宗教と対象は違いますが、日本で言う仏様にお線香を上げるようなものですね。
お線香も最近ラベンダーの香りのものが出てきたりしていますが、キャンドルもアロマキャンドルになっていたり。
何だか根っこは同じだなと思いました。
絵柄付きもあった
ステンドグラスもすべてが美しかったです。
写真を後から見たら青いのばかりでしたが、緑っぽい色や藤色系のガラスもあります。
細かい!
こっちも細かい!
30分弱内部を見学して再び外へ。
ノートルダム大聖堂のこの鐘楼には歩いて登れるのです。
しかもパリミュージアムパスが使えます。
閉まってる
でもなぜか入口が見つからないと思ったら閉まっていました。
あれ?17:30までじゃなかったっけ??(まだ17時くらい)
書き換えられてる
なんと10月~3月は10時~16時45分までのようです。
しかも最終入場は終了45分前だから16時まで。
うーん残念です。
エトワール凱旋門
凱旋門には前日の昼にも行っていました。
まずはお昼の凱旋門を。
初日はシャンゼリゼ通りの逆方面からエトワール凱旋門へ歩いて行きました。
そして現れた凱旋門。
もっと大きいかと思っていたけど意外と小さいなあと思い、近づいたらやっぱり大きい。
地下道を通って凱旋門の下にあるエトワール広場へ。
フランス語ではこの門は「Arc de Triomphe」と言って「勝利の橋」を意味するそうです。
門は通り抜けるだけの構造かと思ったら、4方向に通り抜けられるようになっていました。
前後には見事な彫刻。
凱旋門という話や写真で聞いた建物を目の前にして、頭の中にあった「パリ」が一気に日常になりました。
下からも
旅のよいところは世界を自分の経験にできるところだけれど、その分「憧れ」や「幻想」を消していく気がします。
たかだか20か国行っただけで何を言うかという感じですが。
そして世界の各地で起こっている騒動や政治の動きを「身近なこと」に感じるようになりました。
ここから再びノートルダム大聖堂の続きです。
登れなかったけど気を取り直してメトロで凱旋門へ行き、夕暮れ時を目がけて登りに行きます。
凱旋門はメトロ駅がすぐそこにあるのですごく便利です。
案内に従っていきます。
右上に飛んでる飛行機がなんだか可愛い。
こんな通路を通っていくとチケット売り場があり、凱旋門の付け根にエントランスがあります。
ここではミュージアムパスの優先入場の利点をフルに発揮できました。
列にほぼ並ばずに入口へ。
凱旋門のエレベーターは足が不自由な人専用なので階段を歩いて登ります。
最初はこんな直線の階段ですが、途中かららせん階段に。
ぐるぐるぐるぐる昇っていきます。
着いた!?
と思ったら凱旋門の中の広場のような場所でした。
まだもう少し上へ。
あと一息
最後のひと踏ん張りでようやくテラスへ!
眼下にはパリの街並み。
凱旋門から放射状に道が伸びているのでどこを見てもきれいです。
次の3枚はシャンゼリゼ通りです。
時間とともに変わりゆくシャンゼリゼ通りをご覧ください。
まだ明るい
暗くなってきた
とっぷり
粘ったおかげで夜景も楽しめました。
続いてエッフェル塔方面です。
このくらいも好き
灯りが付きました
東京を思わせる
エッフェル塔を見たら東京が恋しくなりました。
まだ日本を出て4ヶ月も経っていませんが、なんだかんだ日本最高だと実感しています。
帰りもぐるぐる降ります。
よく登ったなあ。
勢いよく降りたら目が回りました(@_@;)
凱旋門の門の下では第一次世界大戦で亡くなった無名戦士のために追悼の火が焚かれています。
夜の凱旋門も美しかったです。
この2017年4月20日にはここ凱旋門で警官が撃たれたテロと考えられる事件もあり、いつどこで何があってもおかしくない状況。
凱旋門のロータリーは車通りも多い
緊張しつつもやっぱり夜のパリはきれいでした。
日本だとテロのニュースばかり大きく取り上げられますが、実際の雰囲気は平和です。
街を見守っていてくれる警官の方々にも感謝。
シャンゼリゼ通り
オーシャンゼリゼ
凱旋門を降りてからは見下ろしていたシャンゼリゼ通りを少し歩いてホテルへ戻りました。
シャンゼリゼ通りは東京の表参道や銀座のよう。
治安はどうなんだろうと思いましたが、特段不安に感じることもなかったです。
有名なLIDOの劇場も発見
時々物乞いのおばちゃんや家族を見かけましたが、見慣れてしまうと普通になっていきますね。
帰りはシャンゼリゼ通りのメトロ駅から地下鉄に乗って帰りました。
明日は1日乗車券で行きそびれた残りの「パリと言えば」を巡ってみようと思います。