日付けと名前を書きます
10月25日(水)はミュージアムパスが使えないからと後回しにしていたスポットへ行ってきました。
サクレクールをはじめ、少し離れた場所を回るので効率よく動くためメトロ1日乗車券(Mobilis)を利用しました。
これが大正解でした!
- パリ市内のメトロ共通1日乗車券
- モンマルトルのサクレクールへの最寄り駅は2つ
- ケーブルカーは一日乗車券MOBILISで乗れる
- サクレクールに行くなら一日乗車券
- サクレクールの中へ
- オペラ座の怪人の舞台になったオペラ・ガルニエ(オペラ座)
- 美味しいカレーが食べられる気楽なお店
- パレ・ロワイヤルでお金を釣っている人が居た
- エッフェル塔へ
- リュクサンブール公園
パリ市内のメトロ共通1日乗車券
切符の取り忘れに注意
パリ市内の1日乗車券はチケットマシンで「MOBILIS」という名前で販売しています。
ゾーンを選ぶ必要があるので、パリ市内に該当するZONE1、2を選びます。
2017年10月価格では7.50€。
当日の24時まで有効です。
モンマルトルのサクレクールへの最寄り駅は2つ
まずはホテルから一番遠かったモンマルトルの丘にあるサクレクール寺院へ。
遠いところから攻める作戦。
サクレクール寺院の最寄り駅はAnversとAbbessesの2駅があります。
今回は路線の関係でAnversで降りました。
降りると早速サクレクールの案内が。
案内に従って歩きます。
駅からは坂を登って行きます。
地味に大変な坂道です。
曇ってました
坂を歩いて行くとサクレクールが見えてきます。
この階段を昇っていくとサクレクールの下まで歩いて行くことができます。
ケーブルカーは一日乗車券MOBILISで乗れる
階段でもさほど距離はないのですが、足腰に不安がある場合は有料ですがケーブルカーも利用できます。
登りは利用している方が多かったです。
ちなみに1日乗車券でこれも利用可能なのです。
サクレクールまでの宿泊先からの往復とこのケーブルカーの往復だけで4回分の利用。
1回分1.90€×4回=7.60€と、それだけで元が取れてしまうのです
階段を使えば往復の運賃だけで済むのですが、他の場所へも動き回れるのでやはり1日券のコスパは良いと思います。
スリにご注意!
もう一点、ケーブルカーを利用することでちょっとした利点があります。
それは、階段のところで待機しているヨーロッパの観光名所名物、ミサンガ売りを回避できることです。
ふくねこたちはあえて登りは階段で登り、下りだけケーブルカーを利用したのですが、登りの階段で「ハロー!マイフレンド!」とミサンガを積極的に売っている姿を見かけました。
主人曰く「だいぶソフトになった」と言っていましたが、そういうのが苦手な方はケーブルカーに乗ると回避できます。
サクレクールに行くなら一日乗車券
健全な売り子さんもいます
交通費の面でも、ミサンガ売り回避の面でも、サクレクールに行くなら一日乗車券MOBILISを買ってしまう方が楽だしお得な場合が多いです。
券売機が混んでいてもサクッと改札を通れる点でも、買ってよかったです!
サクレクールの中へ
サクレクールは荷物検査はあるものの、無料で中を見学できます。
シンメトリーに作られた円形のドームと差し込む光が美しい寺院でした。
見学していたら何やら動きが。
白い礼拝服に身を包んだ方々が現れ、歌が始まりました。
そして一緒に歌う人々。
日本の仏教だと般若心経や何妙法蓮華経を一緒に唱えている感じなのですかね。
サクレクールはドームにも上がれます。
パリでエッフェル塔の次に高い場所まで行くことができるそうです。
ここはパリミュージアムパスは使えません。
寺院の横にある券売機でチケットを購入できます。
ただ、300段の階段を昇らねばならぬと。
「天気も微妙だし昨日凱旋門に登ったからもうよくない?」
「やめとく?」
「やめとこう」
パスしました!
下りはケーブルカーで。
このケーブルがぐいぐいと車体を引っ張っていました。
頼もしいけどなんだか不安。笑
ケーブルカーは1分かかったかな?というくらいの時間で下まで到着しました。
ちょっと味気ない気もしますが、楽ちんでした。
駅前に目玉のおやじ
その後は歩いてもう一つの最寄り駅「Abbesses」へ。
ここからオペラ・ガルニエの建物を見に向かいます。
オペラ座の怪人の舞台になったオペラ・ガルニエ(オペラ座)
マリオもびっくり
オペラ・ガルニエの最寄り駅は「Opera」ですが、路線の関係でAuberという駅から歩きました。
今はGoogleマップで乗り換えも検索できるのですごく便利です。
Googleに依存した旅。
Auberから歩いてくるとまず横からの姿を拝むことになります。
正直これが正面かと思ったくらい!
それもそのはず、オペラ座の入場口はこの正面向かって左手のこの部分にあるのです。
入場する予定がなかったのでそのまま正面へ。
金色に輝く像が象徴的です。
「オペラ座の怪人」の舞台にもなっているこのオペラ座。
怪人がラウルとクリスティーヌの会話を像に隠れて盗み聞きしたシーンもありましたね。
いつか中で観劇してみたい
心なしか周りの建物に比べて輝いているような…。
オペラ座の中は10時~17時まで見学できます。
チケットはオペラ座のHP、現地でも購入可能です。
特別休館もあるので公式ページから事前にチェックしておくことをおすすめします。
↓
Useful information - Palais Garnier - Visits - Opéra national de Paris
(「Exceptional closures」が特別休館の予定です。)
美味しいカレーが食べられる気楽なお店
オペラ座から次の目的地「パレ・ロワイヤル」に向かう途中にちょうどランチにいいお店があったので立ち寄りました。
バブルジュース(タピオカ入りドリンク)のお店なのですが、和菓子や和食も売っていました。
お惣菜コーナーには春巻きやから揚げ、エビフライ!
焼き鳥の姿も見えています。
久々に見るどら焼きの姿。
大福も売っています。高い。
我々はカレーとたこ焼きを頼んで半分ずつ食べました。
たこ焼きのソースの味がうれしい。
カレーはレトルトのような味わいでしたが美味しかったです!
から揚げもほか弁を思い出ししみじみ美味しく感じました。
お箸には「味わい箸」の文字。
フリガナ付きです。
割りばしの使い方が裏に図説されていました。
使えない人は使えないだろうなあ。
Momen'Tea Operaというお店です。
おすすめ。
パレ・ロワイヤルでお金を釣っている人が居た
先ほどのお店から南東方向にパレ・ロワイヤル庭園があります。
その手前にあった広場はこんな不思議あオブジェが並んでいました。
その一つを取り囲んで何をしているかと思ったら・・・
磁石でお金を釣り上げていました。
10セントや20、50セントは重くて釣り上げるのが難しそうです。
地道な努力。
釣り上げている人たちは内心平和じゃないんだろうけど平和だなと思いました。
本当のパレ・ロワイヤル庭園はこちら。
都会のオアシス的な公園でした。
その後はルーブル美術館とチュルイリー公園を抜けてコンコルド広場へ。
すごい建物だと思ったらルーブル
せっかくなので敷地内へ
ルーブル美術館からコンコルド広場を通り、コンコルド駅からエッフェル塔へ。
RERは2階建ての車両が多いです。
列車の長さをラクダで表していたり、細かいところがしゃれてます。
エッフェル塔へ
一日乗車券でやってきたのはエッフェル塔。
凱旋門からも見ましたが、やはり麓まで来ねば行ったことにならないということでやってきました。
表示に従って歩いて行くと、エッフェル塔!
東京タワーのいわばお母さん。
いい感じに色がくすんでいます。
下から見あげる姿も東京タワーっぽいです。
浜松町で働いていたので郷愁に駆られます。
チケットはあの足の付け根で購入できます。
階段で登っている人たちが見えました。
体力温存のために縦移動はせず、横移動でエッフェル塔を遠くから眺めることにしました。
ぴったり画面に収まりました。
美しいタワーです。
反対側にも回ってみます。
セーヌ川とイエヌ橋、奥にはシテ建築遺産博物館のあるシャイヨー宮が見えます。
セーヌ川側にはメリーゴーランドもありました。
フランスでこんなカルーセルをよく見かけます。
道端に5個1€のエッフェル塔キーホルダーが落ちているのを見付けました。
ミニミニエッフェル塔もかわいいです。
本日6回目の使用となる1日乗車券で最後にリュクサンブール公園へ向かいます。
リュクサンブール公園
こちらは駅を出たらすぐ公園。
多くの人で賑わっています。
入口近くにあった体重計は壊れていました。
広場を中心に、美しい花々が植えられています。
中央の池ではヨットを浮かべて遊ぶ子供たち。
何だかとても幻想的な景色でした。
ぐるっと回って公園を後にします。
併設されているのはルクセンブルクの宮殿のようでした。
女性の兵士が警備にあたっていました。かっこよかったです。
帰りはホテルまで数百メートルだったので、おいしそうなケーキたちを横目に帰りました。
ピエールマルコリーニも景色に溶け込む
もうちょっとだけパリが続きます。