11月11日(土)、ポッキーの日です。
そしてついにモロッコ入国です。
初めてのアフリカ大陸。どんなトラブルが待っているのか…!?
- カディスからタリファへバスで1時間半
- タリファのバス停からフェリーターミナルへ
- タリファのカフェレストランでお昼ご飯
- タリファの旧市街を散策
- タリファのフェリーターミナルで乗船
- フェリーターミナルで出国検査
- タリファ発タンジェ行きのフェリー
- フェリー内で入国審査も
- モロッコ上陸!
- 裏話・女性ならではの旅問題
カディスからタリファへバスで1時間半
朝日がまぶしい
朝イチでカディス駅近くのバスターミナルへ。
9:00発のバスに乗る予定で、8:20過ぎに着いてチケット購入。
着いたとき窓口はまだ開いていませんでした。
オーストラリアのタグを付けた女の子2人も窓口の前で待っていて、8:30くらいにやっと買えました。
レシートみたいなチケット
アルヘシラスまでは1人12.85€でした。
カードは使えませんでした。
当初はアルヘシラスまで行く予定でした。
経由地のタリファに着く直前、地図を見た主人がタリファからもフェリーが出ていることに気付いたのです。
しかもアルヘシラスからのフェリーは新港のタンジェ市内から遠いタンジェMEDというターミナルに着くのですが、タリファからのフェリーはタンジェ市内に近いターミナルに着く航路。
一か八かでとっさにバスを降りたのでした。
タリファ、アルヘシラス行きのバスば2時間おきくらいに出ています。
バスの出発時間が近付くと、電子掲示板上で時刻が点滅して教えてくれます。
朝ごはんに昨日残った卵を茹で卵にして持ってきていたので、待っている間にそれを食べました。
同じく残っていたケチャップをかけて。
ワイルドだろう?
我慢できずに拾って食べた街路樹の柑橘系の実は酸っぱかったです。
種が多くて野性の味がしました。
8:50になっても、9:00になってもバスがなかなか来なくてそわそわします。
さらばカディス
バスは9:10頃にようやくやってきました。
ここが始発ではなかったようです。
ComesのチケットですがALSAのバスでした。
飛行機のよう
ALSAのバスはWi-Fiがちゃんとつながるのでうれしいです。
でも今朝怖い夢(覚えてない)を見て5時頃起きてしまったので、眠くてバスでほとんど寝ていました。
目が覚めたらバスはいつの間にかだいぶ進んでいて、タリファに到着。
「どうする?」
「降りちゃう?」
少し悩んだものの、急きょ予定変更。
タリファからモロッコを目指します。
タリファのバス停からフェリーターミナルへ
タリファのバス停からフェリーターミナルまでは歩いて行けました。
Googleマップでは徒歩16分。
道も分かりやすかったです。
港に向かう途中、チケットオフィスらしきお店を見つけたのでそこでチケットを購入。
2時間かかるINTERSHIPPING社のフェリーが38€。
1時間で行けるFRS.es社のフェリーが41€。
意外に高い!
(後で行ったフェリーターミナルでも同じ運賃でした。)
後ほど判明したのですが、このチケットはフェリーターミナルの窓口でチケットと交換する必要がありました。
タリファのカフェレストランでお昼ご飯
フェリーの出向は13:00。
30分前には港に行っててねとのことで、その前にお昼ごはん。
ゆで卵だけじゃ全然足りなくて空腹です。
トーストが美味しいらしい
主人はトーストとスクランブルエッグ。
ふくねこはツナサンドにしました。
トーストにマーガリンとジャムがいっぱい付いてきました。
「トーストめちゃうまい」とスクランブルエッグが来る前にパンだけ完食。
スクランブルエッグにはこっそりと、しかし堂々と見えていた持参のケチャップをかけていただきました。
スクランブルエッグにはケチャップ派夫婦です。
ポットに入った赤いドロッとした液体はトマトピューレでした。
大きい!けど・・・!
ふくねこ待望のツナサンドは大きめのバケットにツナを挟んだだけという潔いタイプのもの。
こちらは4€でした。
これが4€・・・。
スクランブルエッグには別付で小さめのパンが3切れ付いてきました。
パン攻めです。
タリファの旧市街を散策
お昼ごはんを食べて少し時間があったので、タリファの旧市街を軽く散策することに。
まずはカフェレストランのすぐ近くにあったサン・マテオ教会へ。
モロッコで無事に過ごせるようお祈りしてきました。
あと、ふくねこが撮る写真は傾きを補正しないとたいてい右肩下がりになっています。
斜視気味のせいかしら。
古めかしい自転車の看板がおしゃれです。
この辺りの飲食店は12時オープンのところが多いのか、12時前はほとんど開いていませんでした。
お土産屋さんは元気に営業していました。
小道を抜け、聖フランシスコ教会。
と、その前の広場。
カエルさんが1角お留守でした。
ちょっと小高いところにあったので、上ったところをまた下ります。
お米がエネルギーになった分軽くなっていますが、同じ重さ分のコンタクトレンズ洗浄液を買ったのでバックパックの重さは変わらず。
減らして軽くしたいけど、なくなったらまた補充しなければならぬ苦悩。
フェリーターミナルへ向かうとお城が見えてきます。
グスマン・エル・ブエノ城です。
フェリーまでの時間が微妙だったので入らず。
中はさほど広くはなさそうでした。
4€で入れます。
あのツナサンドと同じ金額です。
タリファのフェリーターミナルで乗船
お城の横がするフェリーターミナルの入口です。
ターミナルの敷地内からすぐ見えるくらい近いです。
予定をちゃんと立てていれば、ギリギリまでお城を見ていても大丈夫そうです。
フェリーターミナルに向かう後方に見える城は聖カタリーナ城。
あちらもすごく気になります!
FRSのフェリーは既に出発準備に入っていました。
代理店で購入したチケットはここで正式なチケットに交換できます。
もちろんここで購入することも可能です。
2社合わせると1時間おきくらいに出ているようです。
フェリーターミナルで出国検査
本ちゃんのチケットでボーディングエリアに入ります。
ボーディングエリアでは手荷物検査と出国手続きがありました。
このふくねこのまっさらなパスポートに関しては何も触れられませんでした。
それはそれでちょっと寂しい。
というかほとんど確認せずにスタンプ押したんじゃないかってくらい早かったです。
タリファ発タンジェ行きのフェリー
出国手続きをしたら歩いて船へ。
大きい荷物用の置き場が乗船口付近にありましたが、席に余裕があったので後で座席に持ち込みました。
上の階に上がるといきなりゲームコーナー。
船内には軽食が食べられる売店もありました。
座席もけっこう多かったです。
席は自由席なので早い者勝ち。
窓際をゲットしました。
国際線なので免税店もあります。
売店のメニューも置いてありました。
価格調査とあわよくばサンドイッチ食べたいという思いで隅々まで眺めました。
お値段はそれなり。
物価の安めなモロッコに行くからと言ってフェリーは安くないようです。
その分モロッコで美味しいものを食べたいです。
さよならスペイン
フェリー内で入国審査も
準備OK
タリファを出て20分ほど経ち、スタッフのおじさんが「パスポート、イミグレーション?」と座っている人に声をかけて回ってきました。
どうやら船内でイミグレの手続きをする模様。
見ると売店の左奥に人が数人並んでいました。
モロッコへの入国カードはチケットを買った代理店でもらっていたので、ごはんを待っている間に記入しておき準備万端。
フェリー内でも言えば入国カードをもらえます。
スタンプ増えてうれしい
荷物があるので主人と交代で行ってきました。
ここでも特にパスポートについては触れられず。
流れ作業のように入国手続きが完了したのでした。
まあポルトガル日本大使館発行のパスポートになってたら
『あ、こいつ盗られたか』
って思いますよね。
こうしてジブラルタル海峡の上でモロッコ入国手続きを無事に終えたのでした。
それにしても教科書では知っていたジブラルタル海峡、まさか自分で船で渡る日が来るとは思いもしませんでした。
モロッコ上陸!
フェリーの揺れもほとんどなく、モロッコのタンジェに到着しました。
この日は風も強くなく問題なく渡れたのですが、風が強い日はタリファータンジェ便は欠航となることも少なくないそうです。
アルヘシラスータンジェは車ごと乗りこむようなフェリーでちょっとやそっとの風では欠航にならないので、確実に渡りたいときはアルヘシラス発の方がいいのかもしれません。
到着後は再び荷物検査と出口ではパスポートのスタンプチェックもありました。
港には魚がたくさん泳いでいました。
ここはきっと海の幸が美味しい。
タンジェには1泊して明日シャウエンに向かいます!
裏話・女性ならではの旅問題
この日、ちょうど月のものがやってきました。
しかもバスに乗っているとき。
もともと遅れ気味だったのが旅でさらに周期が分かりづらくなり、油断していたところにこんなタイミングでやって来たのです。
ライナーは着けているもののヒヤヒヤヒヤ。
おまけに海外だとトイレもなかなか見つからない。
お昼ごはんに入ったカフェレストランでようやく事足りたのでした。
(案の定ちょっと洗濯が必要になってしまっていましたが。)
生理痛もけっこう強く出るタイプで、酷いときは活動に支障が出るので速攻でロキソニンを飲みました。
この間だけピルの服用も考えましたが…。
旅中の生理は地味にとても面倒です!!