ムスリムの多いモロッコ。
イスラム教では猫が敬愛されているだけあり、猫がとても多いです。
そんなモロッコ、マラケシュで出会った猫たちをマラケシュのメディナ歩きとともに一挙にまとめました。
イスラム圏には猫が多い
マラケシュ最初の猫さん(前記事)
そもそもなぜイスラム教で猫が大切にされているのでしょう?
最近初めて知ったのですが、イスラム教の開祖ムハンマドさんが猫好きだったことも関係しているようです。
あと、猫がきれい好きということも関係しているようですが定かではありません。笑
メディナの猫たち
スーク(商店街)を歩く
マラケシュ2日目はホテル移動のためメディナ(旧市街)のスークを歩いて次のホテルに向かいました。
日向は暑いのですが、スークは日陰になっていて比較的快適に歩けます。
247:油断しすぎな猫
そしてさっそく猫さん発見。
この油断しきった寝姿が愛おしいです。
マラケシュのメディナも入り組んでいて、どこも似たような景色なのでやみくもに歩くと迷子になります。
右端はどっちが勝ったんだ
○×ゲームは世界共通なんですかね。
マラケシュのメディナは「ピンクの街」ともいわれていて、壁の色をピンク系に塗るよう決められているそうです。
そう言われてみればピンクですね。
248, 249, 250:猫だんご3兄弟
端切れで作られたカバーのようなものの上で猫さんたちが3匹寝ていました。
ちょっと擬態しています。
251:足早なキジトラさん
この子は盛大にバイクにマーキングして去っていきました。
252:寝ているようで起きている
車の下で寝るのも万国共通。
耳だけ意識を向けているようです。
次の宿に着いてお腹が空いたのでバケットを買ってきました。
2DH(24円弱)。
激安なのに美味しいです。
むき出しで売っているのを手づかみで渡してくれる衛生状態については不問。
253:1匹だけ違う猫になってた
主人と夕暮れの街に繰り出したとき、あの猫だんご3兄弟はミケちゃんがいた場所に他の猫が寝ていました。
ミケちゃんは場所を追いやられたのでしょうか。
ごはんを食べにいったのでしょうか。
ここはドミトリー的な使い方をされている場所なのかもしれません。
フナ広場
細い月が幻想的
マラケシュで有名な観光場所、「フナ広場」に来てみました。
ここは屋台だらけになる広場で、夕方から深夜までにぎわっています。
広場はバイクや車が普通に走り抜けるのでちょっと注意が必要です。
もくもくしているのは美味しいものを焼いている煙です。
肉、魚、野菜、果物、いろいろな屋台が並んでいます。
夜は冷えてくるのでジュラバを来たおじさんがたくさんいます。
人とバイクと自転車で道がごちゃごちゃ
屋台には名前がない代わりに番号がついていて、「No.1」のお店が美味しいそうです。
ふくねこたちは別の場所で食べたので広場では食べず。
254:お行儀のよいキジ白さん
そしてやはりそこらに猫がいます。
フナ広場でも走り抜ける猫さんたちを見ることしばしば。
猫が豊作すぎるのでモロッコでは去る者追わずのスタイルで猫を追いかけました(結局追いかけてる)。
再び、メディナで猫
255:上品な毛並みの淡いキジ白さん
翌日もふくねこ歩き。
マラケシュの猫さんたちはかわいこちゃんが多い気がします。
(この後イチオシのコが出てきます!)
メディナの道は細くて楽しいのですが、排気ガスがこもって空気がよくないのが玉にキズ。
あ、猫さん。
256:何を見てるのにゃ
マラケシュは毛が長めの猫さんも多かったです。
257:日陰が好きな猫
毛が長いと暑いのですかね。
日陰で休んでいました。
258:日向好きな顔だけハチワレさん
あ、こちらに来なくても大丈夫ですよ。
寝ててくださいな。
マラケシュの猫さんは人懐こいのか、写真を撮ろうとすると近付いてくるパターンが多かったです。
光栄です。
このモスク近くにはいなかった
スークが楽しい
マラケシュやフェズに限らず、モロッコには「スーク」という商店街のような場所があります。
かわいい雑貨や食器、モロッコのサンダル「バブーシュ」などから何に使うかわからないものまでたくさんの商品が並んでいて、歩いていてすごく楽しいです。
ドライフルーツも美味しそう
ミントティーを作るポットが欲しいなあと思いつつ、ザックに入れて持ち歩くことを考えるとやはり躊躇。
送るにしても送料の方が高くなるということに加え現金の自由がない身。
ここはぐっと我慢。
しかも海外用マルチコンセントを落として壊してしまったので、むしろそちらを買わねばなりません。
新市街のショッピングモールで探そうと思います。
トホホ。
259:まあ元気出せよ(アテレコ)
そんなマラケシュですが、猫たちが優しくしてくれるので癒されています。
錯覚かもしれませんが、ほかの国・場所より猫たちが寄り添ってくれるのです。
猫のすり寄り率30%くらいです。
3匹に1匹くらいはすり寄ってくれます。
意外と寒いモロッコはニット帽も豊富
街一番の美猫に出会う
260:マラケシュナンバーワン
マラケシュミュージアムの横。
かわいい靴屋さんの前にその子は突如として現れました。
一目ぼれクラスにふくねこ好みの猫さんです。
顔立ちも肉付きも完璧です。
基本茶白ラブなふくねこですが、このコは別格。
目鼻立ちのバランスが黄金比。
おでこのアシンメトリー柄もおしゃれです。
訳の分からないことを言っているかもしれませんが、本当にかわいい猫さんでした。
261:視線をくれたぶちミケさん
それでもやっぱりどんな猫さんもかわいいです。
262:ご自慢のしっぽびろーん
「ザ・猫!」な茶トラもやっぱり好きです。
それにしてもしっぽが長い猫さんでした。
263:写真嫌いな猫さんもいる
ただ中には写真に難色を示される猫さんもいらっしゃいまして、こちら様は奥へ奥へと逃げてしまいました。
イケメン(?)だったのに。
気になるけど怖くて進めない
メディナにあるシークレットガーデン
かっこいいモロッ漢
こんな入り組んだメディナの中ですが、「シークレットガーデン」という名前の庭園があります。
シークレットガーデン…。
まんまと気になって行ってきました。
急に近代的
入場料は50DHとお庭にしては少し高く感じました。
タワーもあり、そこに上るには別途30DH必要です。
中に入ると広々とした庭園が。
様々な植物が植えられています。
ゆったりした空気が流れていて、静かに過ごすには最適の場所です。
フリーWi-Fiも使えましたが速度はいまいちでした。
グリーンに癒される
テラスにはカフェもありました。
メディナの雰囲気に疲れたらこの中に逃げるのもありですね。
逃げない猫たち
264:マイペース眠り猫
シークレットガーデンから宿に戻る途中にもやはり猫さん。
こちらは植木の根本でお休み中でした。
その見えてる肉球はどこのおみ足?
おやすみなさい
これだけ近くで写真を撮っても動じません。
嫌なことをする人間がいないからですかね。
少なくともそれだけでもいい街。
265:寄りたがる猫
こちらの猫さんはバイクのシートの上でスフィンクス座りをしていたのですが、写真を撮ろうとしたら起き上がって寄ってきました。
いえ、もう少し座ったままでよかったのですが。
すりすり来る
どうにもこうにもよって来て、ぶれた写真になってしまいました。
うれしい悲鳴とはこのこと。
唐突に毛づくろい
かと思えば急に毛づくろい。
身だしなみ第一です。
この後ちょっとだけ付いてきてくれ、そこでお別れしました。
スークはどこを見てもお店
楽しかったスーク歩き。
またいずれ現金とともにリベンジしたいです。
266:緊張感漂う猫
宿の前では工事用の砂山に猫さんが。
用を足しに来ていたようです。
そんなときに写真を撮ってしまって申し訳ない。
猫さんのおトイレタイムの厳粛な表情が好きなのですが誰か共感してくれますか。
マラケシュの猫はかわいい
フナ広場の夕日
モロッコではタンジェから始まり、フェズ、シャウエン、ティネリール、マラケシュとたくさんの猫たちに出会いましたが、マラケシュにはかわいいコが多かったように思います。
食に恵まれているのか、マラケシュ旧市街の猫さんはちょっと体格も良さげでした。
すり寄り率もマラケシュは高かったです。
猫を撮っているとおじちゃんがにこにこと「キャットキャット」と言ってくれるのもほんわかします。
ということで、マラケシュは猫好きにはたまらない街です!
※マラケシュ、まだ続きます。