谷中で猫を探したついでに上野へお散歩している途中、こんな素敵な空間を見つけました。
外国人の方が写真を撮って次々と吸い込まれていく…。
同様に吸い込まれてきました。
「上野桜木あたり」の意味って?
3スペースに分かれてます
ところで「上野桜木あたり」の「あたり」って何でしょう?
当たり?
方言?
色々考えを巡らせましたが、「そのへん」とかあいまいな「その辺り」を意味する「あたり」のようです。
井戸もあった
「上野桜木あたり」にある、みんなが何となく集まってくる場所。
井戸を中心に建物がぐるっと囲んでいます。
これらの家屋はなんと昭和13年(1938年)に建てられたもの。
その歴史ある建物を生き返らせ、お店としてオープンしたのが「上野桜木あたり」だそうです。
外見は思いっきり古風なのにメニューは英語表記の併記。
しょうゆあげもちは「Fried Rice Cake」っていうんですね。
こちらはビアホール。
奥には「おしおりーぶ」という日本初の塩とオリーブの専門店。
珍しい塩も売っていて試食もできます。
美味しい日本のパン屋さん「カヤバベーカリー」
「おしおりーぶ」のさらに奥にあるのが「Kayaba Bakery(カヤバベーカリー)」
懐かしいガラス引き戸の扉に郷愁を駆られます。
建て替える前の実家の住居部分がこんな扉だったなあ(実家は写真館)。
カラカラと心地よい音を立ててごめんください。
店内はその外見から想像がつかないほどのおしゃれさ。
間接照明と木のぬくもりがパンを一層美味しそうに引き立てます。
この日のラインナップははちみつロールパンやライ麦パン、リュスティックなど。
リュスティック、美味しいですよね。大好きです。
みっちり詰まった食事系のパンの種類が豊富でした。
ドイツパンが好きなのでこういう系はつい買ってみたくなります。
これまた絶対おいしい…
最終的にはちみつロールパンと雑穀ライ麦パン(1/2)を購入。
どちらもほんのり温かく、ロールパンはふんわり柔らかな中にほんのりした甘みが広がり、ライ麦パンは雑穀の美味しさが際立って、帰ってバターをつけて食べようと思ったのにそのまま平らげてしまいました(笑)
あんぱんなど日本ならではのパンも人気だそう。
奥にパン工房があるので、他のお店で時間をつぶし焼き立てを狙っていくのも良さそうです。
近くににゃーも居たよ
お店の場所
最寄り駅:JR日暮里駅、JR鶯谷駅
合わせて寄りたい:旧吉田屋酒店
上野桜木あたりから徒歩30秒くらいのところに「旧吉田屋酒店」という建物があります。
こちらも昔から残る家屋で、酒屋さんだった場所です。
現在は史跡として公開されており、自由に内覧することができます。
やはり興味深そうに見学している外国人観光客の方が多かったです。
昔はここで帳簿をつけていたんですかね。
五つ玉のそろばん、じゃりン子チエでは知っていましたが初めて本物を見ました。
五つ玉だと10の位の繰り上げに手間がかかるから四つ玉になったんですかね。
子どものころの習い事と言えばそろばんだったのですが、そろばん教室って今もあるのかな?
久々にハジキたくなりました。