2018年9月2日(日)、所沢の航空記念公園で開催されたAP "PARK" FES 2018に行ってきました。
どこにも出かけていないこの夏でしたが、夏の終わりに素敵なイベントに参加できてよかったです。
「AP PARK FES」って?
チケットも凝ってる
AP、と聞いてピンと来ている方もいらっしゃるかと思いますが、AP PARK FESはap bank fesのコピー版です。
ap bank fesは「音楽と一緒に環境のことを考えよう」という趣旨のお祭りで、その収益はap bankの活動資金にあてられます。
「ap bank」って何?という方はこちらの説明をどうぞ。
ap bankとは
ap bankは、自然エネルギーをはじめとするさまざまな環境プロジェクトの支援や推進を行う非営利組織です。
音楽プロデューサー小林武史と、Mr.Childrenの櫻井和寿の2名に、アーティストによる自然エネルギー促進プロジェクト 「Artists’ Power(アーティスト・パワー)」の発起人である坂本龍一氏を加えた3名が自己責任において拠出した資金をもとに、2003年に設立されました。
ap bankの「ap」は「Artists’ Power」、そして「Alternative Power」のAPです。 環境プロジェクトへの融資や、音楽を楽しみながら、難しく捉えられがちな環境問題や社会問題などを身近なこととして考えてもらう場としての「ap bank fes」の開催、東日本復興支援などさまざまな活動を行っています。
ただ、AP PARK FESはちょっと趣旨が異なります。
チケットの裏の説明によると、ap PARK fesは主催者であるナカシマンさんが、Mr.Childrenというモンスターバンドを、そしてBank Bandをコピーしたい!と始めた無料野外フェスです。
ちなみに出演者が運営費を賄うことで実現している無料フェスというとんでもないイベント。
「やりたい」という力とそれに賛同する仲間が集結し、今回で11年目を迎えます。
そんなap park fesですが、今年はCM動画も用意されていました!
これもボランティアによる作成。
そして9月2日がやってきました。
クオリティが高い
めっちゃうまい「鱗」
開園は13:15でしたが、腹痛を起こしちょっと遅れて13:45頃に会場へ到着。
ステージは4部構成で、第1部の終盤でした。
▼出演バンドとセットリストはこちら
①Park Band Neo
高嶺の花子さん/back number
瞬き/back number
前前前世/RADWIMPS
なんでもないや/RADWIMPS
やさしいキスをして/DREAMS COME TRUE
決戦は金曜日/DREAMS COME TRUE
くちばしにチェリー/EGO-WRAPPIN'
②Mx.Children
youthful days/Mr.Children
ニシエヒガシエ/Mr.Children
himawari/Mr.Children
名もなき詩/Mr.Children
エソラ/Mr.Children
シーソーゲーム~勇敢な恋の歌/Mr.Children
③Park Band Chronicle
青空/Salyu
PIECE OF MY WISH/今井美樹
PRIDE/今井美樹
ひまわりの約束/秦基博
鱗/秦基博
情熱の薔薇/THE BLUE HEARTS
④Park Band
奏逢~Bank Bandのテーマ/Bank Band
夏の魔物/スピッツ
Drifter/キリンジ
こだま、ことだま。/Bank Band
若者のすべて/フジファブリック
Reborn/syrup 16g
What is Art?/Bank Band
to U/Bank Band
聴き入ってしまうのでだいたい歌い終わってから撮る
アマチュアと言っていますが、皆さんプロ級のパフォーマンス!
バンドチェンジの合間のつなぎも、ボーカルへのインタビューを入れたりチケットに記載されている番号で抽選をしたり、とても工夫されていました。
数年前からナカシマンさんのライブは何度かおじゃましているのですが、聞くたびに桜井さん度がアップしていて、今回もMCや声が桜井さんの声に聞こえる時が。
いつか本物と対バンしてほしいです。
さいごはみんなで
そしてapのラストと言えば「to U」の合唱。
メンバーみんなでマイクを回して、観客も一緒に歌います。
この一体感に何だかじんわりきます。
to U?知らないなあって方は一度聴いてみてください。歌詞もメロディもとても素敵で大好きです。
とってもいいフェスだからみんな来て
また来年
ここ最近はちょっと弱っていて音楽を聴く気力もなかったのですが、来て本当によかったです。
自分の好きなアーティスト(のコピー)というのはありますが、加えてみんなで音楽を楽しむという空間に何だか力をもらいました。
演奏しているひとたち、歌っているひとたち、写真を撮っているひとたち、聴いているひとたち。そこにいるみんなが楽しそうで、そんな空間を提供してくれたナカシマンさんとスタッフ、ボランティアのみなさんに感謝です。
今回の動員は過去最高の250人超え(300人超えたかも?)。
ふらっと行って楽しめるとっても素敵なイベントなので、ぜひ来年開催される際には足を運んでみてください。
▼イベントの更新情報はこちらから!
↑ミスチルさんたちが所属しているのが「TOY'S FACTORY」なのですが、ここまでコピーしているとはさすが。
おまけ
1万円も買ったそう
バンドのドラマーさんがおもしろいタオルを持っていたので撮らせていただきました。
小樽の金融資料館で買ったそうです。
今度小樽に行ったら買ってこようと思います。