モロッコから飛行機で北上し、イギリス・ロンドンにやって来ました。
ロンドン。かねてからいつか行きたいと憧れを抱いていた街。
行ってみたらそこはリスがいっぱいな街でした。
- ガトウィック空港からロンドン市内へ行く際の注意点
- 観光に便利なホテル「PARL PLAZA Westminster」
- ロンドン名物を見に行こう
- セント・ジェームスパークはリスだらけ
- 夕暮れのテムズ川もおすすめ
- 物価高のロンドンで食費を抑えるには
- 物価は高いけどロンドン好き
ガトウィック空港からロンドン市内へ行く際の注意点
ベーグルが美味しい
ホテルでは朝食も付けていたので、コンチネンタルブッフェを堪能してから出かけました。
朝食は7.50ポンド。
今は1ポンド≒150円なので、モロッコから比べると物価が一気に上昇。
切ないです。頑張れ日本円。
これでいいのだろうか
サウスターミナルから鉄道が出ているので、再び無料シャトルトレインに乗ってサウスへ。
「Train」の方へ行くと券売機があったので、「London」の表記のあったチケットを購入。
実はこれ、ふくねこたちの目的地ではありませんでした。
ここで間違えると降りたい駅で降りられないので買う時はご注意ください。
この時はまだ何も知らなかった
しかも乗った電車の行き先が違ったので、予定より1回多く列車を乗り換えることに。
都会は電車の本数が多いから先走って乗っちゃうとだめですね。
カラフルな電車
主人は10年くらい前に来たときのロンドンのイメージがよくないらしく、入国審査で並んでる時からずっと不機嫌。
風邪気味なのもあってさらに不機嫌。
最初の電車で「この電車じゃないかも」となったときも「時間がもったいない…はあ…」と不機嫌。
おまけに物価が高くて交通費が高いことでも不機嫌。
何かで少しでも機嫌が良くなるとよいのですが。
イライラが伝染してきます。
終点だった
とりあえず無事に目的の「Waterloo」という駅に到着しました。
ホテルがこの近くにあるのです。
が、改札を出ようと切符を通しても扉が空かない。
係りの方に聞いてみたらこのチケットはVictoria行きで出られないと。
改札の中に立っていた偉い人っぽい係員さんに聞いたら精算してくれました。
しかも小銭のお釣りがないところ、わざわざどこかに行ってお釣りを持ってきてくれました。
さすがロンドン、しっかりしています。
ただでさえ高いのに3ポンドちょっと余分にかかってしまいました…。
少しのミスが地味にお財布にひびくロンドンです。
やっと出られた
ロンドンは降車駅までのチケットを持っていないと改札を出られないので、購入時に分からなかったら混んでいても窓口での購入をおすすめします!
ちなみに新しいチケットの目的地は「London Terminal」になっていました。
観光に便利なホテル「PARL PLAZA Westminster」
クリスマス全開
まだチェックイン時間には早かったのですが、とりあえず予約していたホテルへ。
大きくてきれいで混んでいました。
さすがクリスチャンの多い国だけあって、クリスマスモード全開。
それにしてもバックパックで入るのが少し恥ずかしくなるようなホテルです。
キラキラ
あと、最近初めて知ったのですが、感謝祭明けの金曜日のことを「ブラック・フライデー(Black Friday)」というらしいですね。
クリスマスに向けた大々的なセールが始まる最初の日だそうです。
このセールに乗じて、いつの間にか壊れそしてなくなったピアス、空港に置き忘れたシャツの代わりを安く入手できたらうれしい。
水は持参の
運よくホテルは部屋がもう整っていたので入ることができました。
直前だと、空きがない・高い・立地が悪いの3拍子なことが多いですが、ここは立地も良くロンドンの中でもまだ安い方でした(それでも高いT_T)。
高いのですが、そこは高いなりの設備があるわけで、
「やっぱりロンドンすごい!」
とはしゃいで写真を撮っておりました。
コンセントもいっぱい
クローゼットが顔
大きなセキュリティボックス
うれしいポット
お茶類も豊富
ロンドンの水道水は硬水だけど普通に飲めるので、水道水で沸かしてガンガン飲んでいます。
高いから手を出さないけど気になる
ミニバーって、利用する人どのくらい居るのでしょうか?
バスタブあった
バスルームも広く、なんとバスタブが。
仕切りがなくて床が濡れるな~と思ったら
こっちにあった
バスタブとシャワールームが別というタイプでした。
シャワーはさすがのクオリティで気持ちよく浴びられました!
(床は少し水が漏れました。)
エルメスかと思った
日本にいるときは静電気以外そこまで乾燥が気にならなかったふくねこですが、ヨーロッパ圏に来てボディミルクの大切さを知りました。
髪も肌もカッサカサになります。
さようならキューテイクル。
こんにちはモサ毛。
ロンドン名物を見に行こう
真横から
16時には暗くなってしまう程日が短いこの時期のロンドン。
せっかくホテル周辺に観光名所が集まっているので、日が暮れないうちに近場を歩いてきました。
【行ってきた場所】
・ロンドン・アイ(観覧車)
・ビッグ・ベン(エリザベス・タワー)
・ウェストミンスター寺院
・バッキンガム宮殿
ロンドン・アイ
まずホテルを出てウェストミンスターブリッジを渡ると、ロンドン・アイと呼ばれる観覧車が見えます。
川のほとりにある観覧車ってなんだか珍しいです。
エリザベス・タワー
反対側にはエリザベス・タワーと国会議事堂。
エリザベス・タワーはビッグ・ベンの鐘で有名なクロック・タワーのことです(上の写真右端)。
ピーター・パンにも出てくる時計塔なのですが、工事中でその美しい姿を拝めず残念。
ロンドンはいつも曇りがち
東京で「寅さん」に出てきた雷門に行ってみたら工事中だった!
みたいな外国人観光客の気分です。
(寅さんに雷門出てこなかったらすみません。)
代わりに国会議事堂を撮ってきました。
続いてウェストミンスター寺院へ。
ウェストミンスター寺院
入場料は大人22ポンド。いやーお高いですねー。
(察してください。)
落ち葉がきれい
寺院への入り口は鐘楼の横の門から。
寺院の横に沿って建物の入り口に向かい、手荷物検査の後にチケット窓口があります。
この感じ好きです
寺院には入らず外観を鑑賞してきました。
ガイドブックなどは鐘楼側から撮った写真が多いですね。
この後もいろんな角度から見るたびについカメラを向けてしまいました。
信号の押しボタンもかっこいい
続いてバッキンガム宮殿に向かうのですが、途中にあるセント・ジェームスパークを抜けていきます。
セント・ジェームスパークはリスだらけ
気温8度の中やってきたセント・ジェームスパーク。
寒いです!
ここはダックの池があって水場の景色も楽しめる公園です。
すっかり晩秋
公園内を歩きながら、ワンオクの「Be the light」が脳内で流れていました。
落ち葉をガサガサ言わせながら公園を歩いていると、リス!!
食べ物を探しているようです。
よじ登ってきた
したたた!!
食べ物!!
登ってきた
そして何を思ったか、リスがふくねこの足によじ登ってきました。
途中までよじ登り、何かを考えている様子のリスさん。
たぶん木かなにかと間違えたんだと思います。
リス「・・・」
ふくねこ「・・・(リスー!!リス登ってきたー!!!うはー!!)」
リス「・・・(あ、なんか違うわ)」
リスは足から降り走り去っていきました。
ダイアナ妃のメモリアルウォーク
再び落ち葉をガサつかせながら公園の奥へ。
あちこちで子供や大人が落ち葉を抱え舞い上げて写真を撮っていました。
しかし金髪色白の子供はかわいいわー*^~^*
天使のよう。
美男美女多いし。
同じ人間でもこんなに違ってくるんですね。
公園からもロンドン・アイが見えた
バッキンガム宮殿は外のみ
公園を抜けるとバッキンガム宮殿に到着。
中には通常は入れないので、外から眺めてきました。
12時には衛兵の交代式があり、観光客で賑わうそうです。ちょっと遅かった。
もう少し奥の公園まで行く予定でしたが、主人がトイレに行きたいということで横のグリーンパークという地下鉄駅のある公園へ。
並木がある気持ちのいい公園でした。
落ち葉わっさー
この日はもうこれで散策終了。
スーパーに寄り食べ物を買ってホテルに戻ります。
帰りもリスいっぱい
またリス(とダック)
ナッツをもらってその場で食べるリスさんもいれば、 したたたっ!!と走り去って食べるリスもいます。
あとリスのしっぽは実は細くて毛がふあっと生えているだけなんですね。
しっぽの奥の景色が透けて見えてました。
夕暮れのテムズ川もおすすめ
歩いて戻った
せっかく川の対岸エリアに来たので、ロンドン・アイを正面から撮ってみました。
まだ15時過ぎなのに、すっかり夕日モードの太陽に照らされています。
ロンドンカラーは赤?
そして寒い。
電話ボックスも赤
ロンドン名物(?)の赤い電話ボックスが何気ない景色に彩を加えます。
まだ16時前
主人は10年前の「ロンドンは人が冷たい」とロンドンへのイメージが良くないようですが、今のところそんなことはみじんもありません。
むしろモロッコがフレンドリーすぎて面倒だったくらいなので、客引きもなくて声をかけられないロンドンが気楽で最高です。
夕日がやたらと輝かしいロンドン
テムズ川自体はそんなにきれいではないけれど、橋から眺める景色がとてもきれいです。
特に夕暮れ時は夕日が作り出す金色の光がそのまま建物を照らすので、いっそう輝いて見えました。
ロンドン、好きだ。
物価高のロンドンで食費を抑えるには
2.45ポンドのサンドイッチ
ところでロンドン、円が劣勢なこともあり日本と比較して物価が高いです。
「イギリスは物価高いよ」と言われていたけれど、本当に高いです。
ただ、スーパーで買う食品に関してはそでもありませんでした。
食事パンが10円、20円で買えていたモロッコとか中欧に比べたら高いですが、バケット1本100円前後、1.25Lのコーラも150円弱で買えました。
ロンドン旅行で食費を抑えたいなら、キッチン設備のあるゲストハウスなどに泊まって自炊するか、スーパーのインスタント食品で半自炊すると安く済みそうです。
ただ、パンや乳製品は日本と同じくらいな感じですが、お菓子は高めでした。
6個で約1000円ちょい…。
レストランにも行ったのですが、やはり日本と比べたら高いですね。
主人の頼んだお寿司12個セットが28ポンド、ふくねこのサーモン&アボカド巻6個は7.50ポンドでした。
イギリスでは外食など付加価値があるものには税金が20%かかるので、どうしても高くなってしまいます。
(メニューは通常税込みで表示されているので、税金の計算をする必要がないのですが。)
さらにレストランではサービス料(チップ)が入るということもあって、思ったより高くなってしまうというのがお財布に優しくないです。
※翌日カードが使えないお店があったので、ここの支払いでカード止まちゃったかと思いました。現在ふくねこの呉地とカードは「海外用緊急再発行カード」という磁気カードになっていて、お店の機械によってはうまく機能しないことがあるようです。。。
なんでそんなカードを使っているかについてはこちら。
物価は高いけどロンドン好き
そんな物価に悩まされるロンドンですが、場所としてはとても居心地が良くて好きな街です。
なんだかんだ都会は便利だしきれいです。
そして「ロンドン=リス」の偏ったイメージが固まりました。
公園に行くときは木の実をポケットに忍ばせて行こうと思います。
※11月24日の夕方、歩いてた近くの地下鉄駅(Oxford Circus)では発砲事件らしきものがあったようです。
平和そうに見えてもいつどこで何があるか分からない世の中ですね。