世界一周で南米を訪れるにあたり、接種が推奨されている黄熱病の予防接種を受けてきました。
接種前に黄熱病ワクチンの説明を受けたのですが、その副作用の発現率が高いことに驚きました。
黄熱病ワクチンけっこうみんな受けてる
黄熱病の予防接種は事前予約制のため数週間前に予約しました。
あとは身分証と代金を持って指定の日時に行くだけ。
そしてついに予防接種の日がやってきました。
予約や都内で受けられる機関についてはこちらでまとめています↓
今回、東京駅八重洲北口にある日本検疫衛生協会 東京診療所で接種を受けました。
こちらでの指定時間は10:00〜10:30。
10時5分前くらいに受付に着いたら、既に先に来られていた方が接種されていたり、接種を待っていました。
後からも次々と黄熱病予防接種を受ける方が来ていました。
お仕事だったり旅行だったりそれぞれあると思いますが、こんなにたくさん受ける方が居るんだなと正直驚きました。
予防接種の手順とイエローカード発行まで
受けたのが東京診療所のため、東京診療所の例になります。
まず、問診票と体温計、黄熱病ワクチンの副作用に関する説明書を渡されました。
問診票に必要事項とその場で測った体温を記入することになるのですが、記入の仕方も受付でご案内してくださるので安心です。
問診票にパスポートと同じローマ字表記で名前を書く欄があるので、不安な方はパスポートを持っていくか画像を撮っておくと良いと思います。
体調や既往・合併症、服薬状況を記入して、副作用の説明をよく読み、測った体温も記入したら受付へ。
受付では身分証(住所と名前が分かるもの)を提示して記載内容を確認してもらいます。
後は呼ばれるのを待って、呼ばれたら医師の問診を受けて問診票に署名し、注射を打ってもらいます(問診と投与の先生は別でした)。
注射が終わったら受付前の待合でイエローカードの発行を待ちます。
名前を呼ばれたらイエローカードの説明を聞いて記載を確認し、料金12300円を支払って終了しました(支払いは現金のみ)。
混み具合にも寄ると思いますが、受付からイエローカード発行までかかった時間は20分くらいでした。
ちなみにイエローカードは接種10日後から有効になるので10日後の日付が入っています。
あとSignature欄にパスポートの署名と同じ署名を入れる必要があります。後で書こう。
気になる副作用頻度はけっこう高い
受付でいただいた副作用の説明
ワクチン接種で気になるのが副作用です。
医療・医薬品に片足突っ込んだ仕事をしている身としては副作用情報はけっこう慎重になります。
軽いけど数%〜10数%に発熱、頭痛、筋肉痛その他の症状が数日あるとのこと。
先生は10〜30%って言ってたような気がしますが(初回だし熱が出るかもね、とも問診の際言われました)。
注射を打ったところが赤くなったり、腫れたり、硬くなったり、痛くなったり、痒くなったり…というのは他のワクチンでもありますが黄熱病ワクチンでも出ることがあるそうです。
それにしても数%〜10数%ってけっこう高くないですか?
同日受けた人が10数人居たので、統計的に見ればあの日受けた誰かしらはそういった症状が出てくることになります。
抵抗力が弱い人の方が副作用があらわれやすいようですね。
黄熱病ワクチンを受ける必要性について
副作用の発現率と黄熱病で死ぬ確率はどっこいどっこい(むしろ行く地域によっては副作用の方が確率高い)です。
ただ、受けずに行って罹っても困るのは自分と周りの人たちなので、受けることにしました。
何よりも、ここ最近黄熱病の危険性がある国から他の国に入国する時にイエローカードが必要になるケースが増えているのです(2017年4月現在)。
アルゼンチンとかブラジルに行ったはいいものの次の国に入国できませーん\(^o^)/なんてことになって、異国で急遽ワクチン接種受けるのも不安ですしね…。
あと、副作用で具合が悪くなるといけないので、受けるなら遅くとも渡航の1ヶ月前までには受けた方がいいと思います。
予防接種後12日くらいは様子見
接種後にいただいた注意事項。深酒はいけません
副作用が出る場合は接種後数時間後から約12日目(通常5〜10日)の間に起こるようなので、もう少し様子見です。
重要な副作用は稀なようですが、脳炎とか呼吸不全とか多臓器不全とか怖いことが副作用の説明書に書いてありました。
何ともありませんように!
注射は刺した時はそうでもないけど接種中がけっこう痛かったです(o_o)