戻ってきたグリンデルワルト
トップ・オブ・ヨーロッパとして名高いユングフラウヨッホへの拠点となるグリンデルワルト。
ユングフラウヨッホまではその気になればベルンから日帰りできるのですが、グリンデルワルトでの滞在がすごく良かったです。
裏山と呼ぶにはあまりにもでかい
そんなグリンデルワルトの写真録です。
とにかく自然がいっぱい
四方八方山だらけ
グリンデルワルトはユングフラウヨッホへの出発地になっています。
か、経由だけじゃもったいないと正直思いました。
川もある
もしツアーや個人でグリンデルワルト滞在が選択できるのであれば、ぜひ滞在をおすすめしたいです。
(ただし自然が好きなことが前提。)
物価が高いのでなかなか長居がしづらいスイスですが、自然を楽しみたいならグリンデルワルト、めちゃくちゃおすすめです。
ツェルマットの方は行っていないので比較はできませんが、少なくともほとんどの人が美しい景色に声を漏らすはず。
1日1山でもかなり居られる
駅前の観光案内所でおすすめのお散歩コースを教えてもらったので、滞在中はお散歩を楽しみました。
ここだけ来てるのであれば、登山装備で周りの山々を制覇したかったなあ…。
街にはスーパーもある
スーパーのありがたさ
滞在中は朝食ブッフェでたくさん食べて、昼夜はスーパーの食べ物にもお世話になりました。
スーパーも高かったけど。
ヨーグルトや乳製品はそこそこ安いのもありましたが、基本倍くらいの値段します。
食べられそうな植物もあるんだけど
スーパーのプライベートブランドで0.55ユーロの1.5L炭酸ジュースがあって、それを買ってずっと飲んでました。
パンもものによっては安いのもあったけど、ドイツと比べたらやはり倍くらい。
長期滞在するなら周辺諸国で買い込んで行くのがいいです。
ただ、水は蛇口から美味しいお水が出るので助かりました。
飲料水代が要らない。
動物が身近
ちょっと歩けばすぐに牛や馬が
グリンデルワルトの街にはこれと言って何がある、という場所ではありません。
白川郷のような印象でした。
近くを通るとたいてい見てくる
そして牛、馬、ヤギなどの動物がたくさん飼育されています。
牧場がある景色がデフォルト。
ゴンドラも乗れる
気持ちよさそう
グリンデルワルトの冬はスキーリゾートになるようです。
ゴンドラリフトもあちこち動いています。
冬は冬でめちゃくちゃいい景色と雪を堪能できるんだろうなあ。
日本語観光案内所の若いスタッフさんは、この地で生まれ育ったそうです。
この景色に見飽きていて、むしろ日本の富士山の景色に感動するとおっしゃっていました。
雪のない季節は特にのどか
富士山も素晴らしいけど、この雄大な自然には負ける気がする。
ああでも良さのベクトルが違うな。
富士山や白川郷も負けてない。
人は身近にないものに対する感動が大きいものなんですね。
猫を発見
68:何かが居るのか地面を見つめる猫
そして猫のことも忘れていません!
なんとこんな山の街でも猫が居ました。
草原にポツンと佇む猫。
辺りには馬や牛。
動じない。
気持ちいいだろうな
猫もこの景色を見慣れてるんですね。
ただ土地が広くて遠くにしか猫さんの姿を捉えられない(´・ω・)
が、その後奇跡的な遭遇が。
おや、あなたは…
69:近寄ってきた
良い毛並みをされていますね
その中で唯一近付けたこの子。
飼い猫さんのようでした。
スーパーで買ったツナサンドの匂いに惹かれてか、自ら近付いて来てくれました。
欲しそう
ツナサンドの力だと思うけど幸せです。
ツナサンド買ってよかった。
最後はおすましで
でもツナサンドは玉ねぎ入ってそうだったから取られないよう死守(玉ねぎは猫にとって毒です)。
くれないと分かったらお家と思われる方へ戻っていきました。
丘の上から
それ以外にもホテルでもらったバスのフリーパスで小高いところに行き、景色を堪能しながらお散歩しました。
山は見る方向が変わると印象が変わる
空気も美味しくてめいっぱい吸い込んできました。
ここに住んでる人がカトマンズに行ったら驚くだろうな…。
絶好のお散歩日和
夜は明かりが少なく人通りもないので、治安は悪くなさそうですが暗いことが怖いです。
住んだら4駆車かバイクが要るな
スーパーも19時には閉まっちゃうので、夕方以降は部屋でゆっくりしていました。
山の生活で心が生き返りました。
夕暮れは山の影とともに
近付く山影
ほぼ四方を山に囲まれたグリンデルワルト。
夜明けの太陽は山の裏から現れ、夕方には山の後ろに隠れていきます。
光が届く場所には長い影が。
近き山に陽が落ちる
街が山の影に入ると一気に冷えてきます。
太陽は偉大な存在。
一度はおいでよグリンデルワルト
ミツバチも大忙し
お天気に恵まれたこともありますが、グリンデルワルトは「来て良かった!」という思い出が強く残っています。
これまで行った中でも大好きな場所です。
スイスは何かと高かったけど、記憶に残る価値ある旅になりました。