アメリカに渡航する際に必要な「ESTA(電子渡航認証システム)」。
本来14ドル(2010年9月8日~現在)で申請できるものですが、このESTAの代行申請を高額で行うサービスが乱立しているようです。
代行なので詐欺ではない?
@モニュメントバレー(アメリカ)
高い手数料をとっているものの、これらは申請代行サービスです。
あくまで申請代行なので「詐欺」ではありませんが、手続きサイトが公式サイトと類似して作られている業者もあり、公式サイトだと思って申し込んでしまう方も多く支払ってその金額に初めて気づくというパターンもあるそう。
また、パスポート情報やクレジットカードの情報のみを吸い出して申請がされていなかったという悪質なサイトも存在しています。
これはアメリカのESTAだけでなく、カナダのETAや他の電子ビザでも同様です。
「自分で安く申請したかったのに…。」とならないために、以下のことに気を付けていただければと思います。
申請は確実なリンクから
@ベネチア(イタリア)
確実に公式サイトから申請するには、各国の在日大使館からのリンクからサイトに飛ぶのが安心です。
また、政府が運営しているサイトは「.gov(アメリカ)」や「.gc.ca(カナダ)」、「.gov.au(オーストラリア)」など独自のドメインを使っています。
「.co.jp」や「.com」などの申請サイトは代行サービスです。
日本の外務省は「mofa.go.jp」(go.jpは日本政府で使っているドメイン)が公式ドメインです。
下記の外務省ページから駐日外国公館のホームページに行くことができます。
ちなみにESTAはこちらのページのリンクから公式に飛びます。
↓
手打ちでのURL入力も有効
旅行会社ではESTAやETAの公式申請サイトのURLを教えてくれます。
ウェブ検索で探すと公式と似たようなサイトが出てきてそちらで手続きをしてしまうことがあるため、「検索ではなく手打ちでURLを入力してください。」と注意を促しているようです。
申請に不安がある場合は代行も
もちろん申請に不安がある場合は代行サービスを利用するのもありです。
その場合は旅行代理店でお願いするのが確実で安心です。
ネットで代行を探す場合は手数料の確認をしっかりしましょう。
(申請料14ドル+手数料がいくらか。)
最後に
@メテオラ(ギリシャ)
ESTAやETAの有効期限内であっても、パスポートの番号が変わると当然再申請が必要です。
私は世界一周中にパスポートをスられ再度パスポートを申請することになり(再発行はない)、まだESTAの期限が残っていたのに再度申請する羽目になりました。
スリには十分気を付けて旅を楽しんでくださいね!