停めるときは厳重に
ベルリン観光ではレンタサイクルを利用しました。
というのも、ベルリンの街はでかいのです。
歩いて回るのはさすがにちと大変…。
しかも自転車専用の走行エリアが確保されているところも多く、自転車の利用者もたくさんいます。
24時間12€ほどで借りられて、自由にこまごまと動けるので便利。
お天気も良かったので最高のサイクリングでした!
ホロコースト
まず最初に訪れたのが「ホロコースト」。
いきなりですが、ナチスドイツがユダヤ人に対して大量虐殺を行ったことに対する祈念碑です。
1個1個がけっこうでかい
場所の由来についてよく知らず行ったのですが、そんな場所だったと分かると風景の見方が変わってきました。
場所自体は比較的明るい雰囲気の観光地でしたが。
まーーっすぐな道
そこからさらに自転車を漕ぎ進めます。
ソビエト戦争記念碑・ティーアガーデン
でかいなあ
6月17日通りをずーっと走っていると、右手に気になる建物が。
ソビエト戦争の記念碑だそう。
ここら一帯は「ティーアガーデン」という広い公園になっています。
ちなみに6月17日通りの由来は東西ドイツ統一の日です。
自転車っていいな
ブランデンブルク門を背に向けて走っていたのですが、かなりの距離がありました。
でも走っていて気持ちよかったです。
ビクトリータワー(戦勝記念塔)
これはブランデンブルク門を背中に6月17日通りをずーっと進むとある塔です。
後ろ側ですねこちらは。
デンマーク戦争の勝利を記念して建てられたそうです。
世界文化の家
ビクトリータワーまで行ったらブランデンブルク門を見るため引き返します。
ただ戻るのもつまらないので、一本道をそれて別ルートから。
その途中にあったアートミュージアムです。
国会議事堂
中に入るのにはすごい行列
ブランデンブルク門の近くにはドイツの国会議事堂があります。
中にも入れますが、ごらんのとおりの行列です。
冬の平日とかならもう少しスムーズかもしれません。
今回レンタサイクル返却の都合で急いでいたので入らず仕舞いでした。
ブランデンブルク門
これも戦争勝利の記念
ブランデンブルク門は7年戦争の勝利記念碑として建てられた門です。
何かに勝つたびにどえらいものを建てるんですね。
門をくぐった先(東側)は「パリ広場」という広場です。
テロに警戒してか、警察のパトカーがぐるぐる回っていて、お巡りさんも立っていました 。
これは何だったかな…
フンボルト大学
近づくまで大学とは知らず
この建物は興味本位で立ち寄ったら大学でした。
その名もフンボルト大学。
ベルリンで一番古い大学という微妙なナンバーワンの大学です。
ツアーで立ち寄る場所になっているようでした。
確かに建物は見ごたえがありました。
ベルリン大聖堂
島全体が世界遺産のエリア
そしてベルリンで目玉のスポットとも言えるのがこの「ベルリン大聖堂」です。
噴水が合う
ベルリン大聖堂は三方を川に囲まれた小島にあります。
ブランデンブルク門からほぼ一本道でつながっているので、セットで行きやすいです。
大聖堂の前が広場になっていて、たくさんの人がくつろいでいました。
近くにあった像
ステージ(?)もあった
大聖堂の中も見ごたえあり
入って口あんぐり
大聖堂の中は見学可能です。
正直、すごかったです。
天井も素晴らしい
特にこの天井の美しさには見とれてしまいました。
帰って写真見たらここばっかり何枚も撮ってました。笑
パイプオルガンも荘厳
角も見逃せない
あちこち美しい
そしてこの大聖堂、なんと上に展望台がありそこに昇れるのです。
上がった展望台からの景色がこちらです。
テレビ塔が目立ってますね。
教会の屋根の像もすぐそば
教会の塔が分かりやすい
あのクレーンすごい
ただ、ここに来るには大変な労力がかかります…。
渋滞
なぜなら階段でぐるぐる昇るから…。
塔の宿命と知りました。
電気に頼っちゃダメ精神。
もうひと漕ぎ
途中の光景
ここからベルリンの壁に向かったのですが、途中にも気になるものがいくつか。
倒れたイスと机。
何かの意味があるのでしょうが、感じ取ることができませんでした。
この緑に囲まれた建物は美術館だそう。
写真でこういう建物があることは事前に見ていたのですが、写真で見るより実物の方がきれいでした。
ベルリンの壁
ドイツの歴史を語る場所
そして、ドイツと言えばベルリンの壁です。
ソ連が東ドイツから西ドイツへの市民の流出を防ぐために、まさに物理的にベルリンの街を分断した壁。
(歴史が得意ではないのでニュアンスが違ったらすみません。)
歴史についてはここで知れます
その壁(があった場所)を、ベルリンに来たら絶対に行かねばと観に来ました。
メモリアルとして残っている場所
先ほどの資料館のような建物は屋上に上がることができ、そこから保管されたエリアをみることができます。
囲いの中の中央の道がボーダーラインだった場所です。
周囲は公園になっていました。
こちらは公園エリア。
整えられた芝生が気持ちいいです。
壁にはいろいろなメッセージが描かれて(あえてこの字)いました。
ちなみに、よく「ベルリンの壁」として取り上げられるキスをしている絵が描かれている場所は「イーストサイドギャラリー」という東側のエリアです。
そこにあるとはつゆ知らず…行きそびれてしまいました。
なんてこったー!!!!
イーストサイドギャラリーはこちらの紹介が詳しいです。
↓
ベルリンの壁 イーストサイドギャラリー簡単な行き方|ドイツドットウェブ | ドイツドットウェブ
まとめ
ひなたぼっこにゃー
レンタサイクルで回ったベルリン。
最後に行きそびれたイーストサイドギャラリーを入れても、レンタサイクルがあれば10時~17時くらいでここでご紹介したようなスポットは回れました。
ベルリン観光にはレンタサイクル、おすすめです。
※ただ、自転車を優先してくれるとは言え車は容赦なく迫ってくるのでご注意を。