世界ふくねこ歩き~猫と旅と夫と私~

世界一周するために会社を辞めて30ヶ国。猫のむぎと暮らしてます。下のアイコンは猫日記(左)と引っ越したブログ(右)です。

ブエノスアイレスからイグアスの滝へバスで往復40時間。南米のバスグレードや食事について

WiFiが使えず更新が滞りましたが、生きています。


12/1〜12/4にかけて、ブエノスアイレスからイグアスの滝までバスで往復してきましたので移動についてまとめました。

 

 

ブエノスアイレスからイグアスまでの移動スケジュール

スケジュールはこんな感じです。


12月1日

14:20 ブエノスアイレス レティーロバスターミナル発

 

12月2日

09:30 プエルト・イグアスバスターミナル着

 そのままイグアスの滝行きのバスに乗り換え

10:00 プエルト・イグアスバスターミナル発

10:30 イグアスの滝入り口着

入場→園内のホテルにチェックイン→観光

※イグアス公園内の立ち入りが許可されているのは8:00〜18:00(ブラジル側はサマ

ータイムに該当する期間17:00まで)です。

12月3日

11:30 ホテルチェックアウト

12:00 イグアスの滝入り口発

12:30 イグアスバスターミナル着

14:20 イグアスバスターミナル発

 

12月4日

10:30 ブエノスアイレス レティーロバスターミナル着

その後↓

16:00 ブエノスアイレスからサンティアゴ(チリ)行きのバスで出発


4日間で40時間くらいバスの中で過ごしたことに(そしてさらにバスに乗っている)。

「南米のバスは快適!」と聞いていたのですが、やはり乗ってみるとなかなか大変でした。

 

南米のバスについて

南米のバスはどの会社でもたいてい3つくらい種別があります。

 

一番上から

・Super Cama/Salon Cama(スーパーカマ/サロンカマ)

・Cama(カマ)

・Semi Cama(セミカマ)

の順です。

 

飛行機で言うとスーパーカマがビジネスクラス、カマはプレミアムエコノミー、セミカマはエコノミーという感じ。

バスは会社や便によってカマクラスだけだったり混合だったりします。

 

Via Barilocheのバスを利用した感想

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レティーロのターミナルにて

 

今回、ブエノスアイレスからイグアスの往復とも「Via Bariloche」という会社のカマクラス利用しました。

 

理由はブログなどの旅行記でなかなか良かったという評判があったから。

そして乗ってみたかった「スーパーカマ」は人気で買えず、カマクラス以下しか空いていなかったからです(しょんぼり)。 

 

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待機場所がゾーンごとに分かれてる

 

ちなみに料金は以下でした。

 

行き:1970ペソ(≒13000円)

帰り:1380ペソ(≒9000円)

※1ペソ≒6.5円

 

復路がなぜか行きより安かったです。

最初から正規料金より安い金額で提示されたので、当日購入の直前割みたいなものかもしれません。

 

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ほぼ時間どおりに来た

 

肝心のVia Bariloche社のバスを利用した感想としては、全体的には良かったのです。

 

が、WiFiが無かったのが残念でした。

暇でした。笑

 

カマクラスのシートについて

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シートは左側2列、右側1列の3列仕様。

フットレストと160°くらいのリクライニングで座り心地は良かったです。

 

枕と毛布付き。

車内が寒いのでライトダウンを着て毛布かけないと寝られません。

 

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これが倒れて足置きになる

 

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これでもけっこう倒れてる

 

スーパーカマクラスだと180°フラットにして寝れるようです!  

 

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コーヒーマシーン?と思いきや

 

1階の後ろにこんな機会があったのですが、出るのはお湯だけでした。

2階席にもあるようです。

 

食事とおやつで計3回

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美味しかった

 

気になる移動中の食事情。南米ならではの時間配分でした。

 

行きは乗ってすぐにアメちゃんが配られました。

帰りは降りる前くらいだったので便によって違うようです。 

 

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ターミナル裏が闇市みたいになってた 

 

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主人爆睡中だけど置かれる食事

 

18:00頃におやつタイム。

夕方のおやつは「メリエンダ」というらしいです。 

 

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箱を開けたらレモンクリームの挟まった固めのカスタードブッセのようなお菓子とクラッカー。

 

最初これが夕飯代わりだったらどうしようと思いましたが、先行者の経験談があったので夜ごはんを楽しみに。

 

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おやつタイムにはコーヒーかお茶がもらえます。

 

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帰りは同じレモンケーキと謎の小麦粉を焼いたような素朴なビスケットが朝ごはんタイムに出ました。

レモンケーキがあっまいので、素朴なビスケットを合間に食べるとちょうど良かったです。

 

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21:30にお待ちかねの夕食。

飛行機の機内食みたいです。

 

「ケータリング」と書いてあったので専門業者があるのでしょうね。

 

基本のセットは

・お米のサラダ(?)とハム

・小麦の炭水化物

・デザート

・メインのホットディッシュ

のようです。

 

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行きのメインは肉の塊とインスタントで作ったようなマッシュポテト。

お肉食べたかったので嬉しかったです。味もそこそこ。

 

そして人によってはまずいという謎のお米サラダも個人的にはありでした。

デザートがプリンでびっくり。

 

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帰りはパンのゾーンにクラッカー。

あと、ハムの種類が違いました。

 

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帰りのメインはラザニア!

熱々で美味しかったです。

 

デザートは甘くて人工的な味のぶどうゼリーでした。

 

飲み物はスプライト、コーラ、水にワインも!

ワイン以外はお代わりもらえます。 

 

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気付けば朝

  

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知らない街

 

寝てる間に前に座っている人が変わっていてびっくりしました。

降りたのに気づかないくらいよく寝ていたようです。

 

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8:30頃に出た朝ごはんはクロワッサン2個とビスケット。

帰りはこれがおやつタイムに出ました。

 

クロワッサンは舌に残る感じの長期保存用のパンの味でちょっと苦手系。

 

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うとうとしながら。

 

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もうすぐイグアス。

 

バスのトイレについて

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なんとなく川ぞいの写真を

 

車内にはトイレがあります。

なんたってこのバス、停留所以外はノンストップで走るのです。

  

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人が写っててびっくり

 

飛行機のような清潔さはない空間ですが、とりあえず使えるレベルでした。

 

ベトナムやカンボジアのバスで立ち寄ったサービスエリア的な場所のトイレよりきれいでした。

 

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虚像ではなかったか

 

トイレットペーパーもなくなると補充してくれるし、水がなくなって流れなくなるなんてこともありませんでした。

 

荷物は大丈夫?

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やっと着いた 

 

トランクに預ける荷物はタグを付けてくれ、降りる時にも照合して確認するので比較的安心できました。

 

車内に置いてある荷物は足の下のスペースに入れて通路から遠ざけ、貴重品は身に付けていました。

思ったより眠れるので万全の対策をして寝ることをおすすめします(^-^;)

 

まとめ

Via Barilocheのバスは乗り心地も良くて食事も食べられて、確かに快適に移動できました。

ただ、WiFiが使えなかったり電源が無かったりで、ネット頼りな我々にはもう一歩!というところでした。

 

バスで寝るのが苦じゃない人にはとてもいい移動手段だと思います。

スーパーカマクラスもこの先機会があれば乗りたいです!

 

そしてやっとこさイグアスの滝に向かいます。