飛行機を乗り継いでウユニ村に着いた翌朝、早速ウユニ塩湖のツアーを申し込みに行きました。
本当は翌日にしようかと思っていたのですが、当日参加することに。
晴天のウユニ見ることができて大正解でした!
もくじ
- ウユニ塩湖ってどんなとこ?
- 日本人に人気の「穂高岳ツアー」で申し込み
- 穂高ツアーの料金プラン、持ち物について
- 1DAY+サンセットツアーに出発!
- 列車の墓場が思いの他かっこいい
- ランチはツアー会社によって当たり外れ?
- いよいよ鏡張りスポットへ
- 穂高の1DAY+サンセットツアーは盛りだくさん
- きれいな鏡張りを見るには
ウユニ塩湖ってどんなとこ?
ふくねこがウユニ塩湖の存在を知ったのは数年前に見たとある本です。
鏡のような湖が一面に広がり、歩いている人はまるで空の中にいるよう。
これは死ぬまでに一度行きたい!
と、今回の世界一周で一番行きたい場所だったのです。
ウユニ塩湖は乾季には水が干上がり一面真っ白な塩の大地になります。
しかもその湖があるのは標高3600mもの高地。
どうしてそんな塩がいっぱいの湖が山の上に!?
と不思議に思いますが、大昔の大規模な地殻変動で海だった場所隆起した際、持ち上げられた海水がそのまま塩湖として残ったという説が有力だそう。
とにかく本当に楽しみにしていた場所でした。
日本人に人気の「穂高岳ツアー」で申し込み
漢字で書いてある
こちらが今回参加した「穂高岳(HODAKA MOUNTAIN)ツアー」です。
ツアー会社はたくさんあるのですが、日本人客が多いという安心感からこちらに聞きに行きました。
お店を挟んで右隣
すぐお隣にはこれまた日本人に人気の「Brisa(ブリサ)」ツアーさんがあります。
人によっては「Brisaがよかった!」という声もありました。
そしてブリサの方がちょっと安いです。
・穂高の1日+サンセット:200Bs.
・Brisaの1日+サンセット:180Bs.
場所はどちらもウユニ駅前の通りで駅にほど近いです。
ウユニに着く前から穂高ツアーで調べていたし、他を良く知らないということもありここは穂高で申し込みました。
オフィスに入ると日の丸国旗がでかでかと。
他には韓国のお客さんも多いようです。
「穂高」と日本語の名前がついていますが、日本人スタッフはいません。笑
スタッフさんが話せるのは本当にカタコトの日本語のみで、やりとりはスペイン語と英語です。
穂高ツアーの料金プラン、持ち物について
ツアーを申し込みたいというと、プラン表を見せてくれました。
FULL DAY+SUNSET 200Bs.(30USD)
10:30~20:00 ※ランチ、長靴付き
SUNSET+STARLIGHT 130Bs.
16:00~21:00 ※長靴付き
DAY TIME 130Bs.
10:00~16:00 ※長靴付き
STARLIGHT 130Bs.
23:00~3:00 ※長靴付き
1日+サンセットツアーのみランチも付いています。
確かどのプランも鏡張りの場所に行くと言っていました。
ここは1日フルに楽しめる1DAY+SUNSETツアーを申し込むことに。
1Day+サンセットツアーで訪れる場所は以下です。
・列車の墓場
・コルチャーニ お土産屋さん
・塩の目(水が湧いている)
・塩の小屋(ランチ)
・インカワシ島
・真っ白な塩の大地★
・鏡張りポイント★(夕日を見て終了)
★印はドライバーさんによる撮影があった場所です。
壁にはいろいろな口コミが。
日本語だけじゃなく韓国語や英語もありました。
当初申し込みに行った日は行く予定ではなかったのですが、天気予報を見て行くことに。
お疲れモードの主人と急いで準備をしました。
持ち物については、スタッフさんから次ものを持ってくるといいよと説明がありました。
・サングラス
・日焼け止め
・飲み物、スナック・お菓子
一度ホテルに戻り、お菓子や飲み物を買って備えました。
1DAY+サンセットツアーに出発!
10時半になり、穂高ツアーの前に集合。
今回は4人で1台でした。
5分くらい走ったところで車が停車。
???
と思ったら長靴レンタルでした。
ここで自分のサイズに合う長靴を選びます。
選んだ長靴はドライバーさんが袋に入れて運んでくれました。
外には塩まみれになった長靴!
ちゃんと洗っているんだなあというのと同時に湧き上がる水があるところに行けるんだという期待。
実はまだ雨季に入ったばかりで鏡張りが見れないんじゃないかとこの時は不安でした。
再び車に乗って出発です。
列車の墓場が思いの他かっこいい
長靴を借りた場所からしばらく走り、たどり着いたのは「列車の墓場」と呼ばれる場所です。
使われなくなった車両がここに放置されているようです。
上に乗ったりいろいろなところで写真を撮って楽しめます。
※自己責任です。
枠組みだけ残っている場所もありました。
そして悲しいことに落ちているごみもちらほら。
ウユニ塩湖付近は風が強く、ごみ袋が飛んで植物にあちこち引っかかっていました。
ペットボトルもたくさん。
このままだといつか観光が規制されてしまうのでは…。
マナーには気を付けたいものです。
轢かれる!!
ここではせっかくなので普段見れない光景を見てきました。
車両の下です。
朽ち果てて崩れてこなくてよかったです。
上にも乗ってみました。
丸いところは安定が悪いのでちょっと怖いですね。
すると遠くに竜巻が。
だんだん大きくなって近付いてきました。
物が巻き上げられています。
こちらまでは来ませんでしたが、ところどころで竜巻が発生している様子が見えました。
名残惜しくも次の場所へ移動します。
荒野を走り
舗装された道路へ
次に来たのはコルチャニという街。
お土産屋さん巡りの時間でした。
観光ルートになっているようで、ツアーの車がたくさん。
買い物をしない人間にとっては暇です。
いや、欲しいポーチやシュシュはあったのですが、現金が少ないうえにふくねこが持っているわけではないのでここは我慢。
リャマ肉の美味しそうな匂いを嗅ぎながら、きれいな空を眺めていました。
20分と言っていた運転手さんは20分後には来ず。
車の横で待っていたら5分後くらいに来ました。
次の場所、「塩の目」に出発です。
塩の目
しばらく走って「塩の目」に到着。
ここは濃い塩水が湧き出ている場所だそう。
なめてみたらしょっぱさと金属の味がしました。
5分くらい見て再出発。
ランチはツアー会社によって当たり外れ?
続いてやってきたのはパリ・ダカレースの記念碑もあるこちら。
辺り一面真っ白!!
この6角形の模様は自然が造った美ですね。
これは太陽の熱で高濃度の塩水が蒸発する際、エネルギーが均一にかかることでこんなハニカム構造の模様になると考えられているそうです。
真っ平なウユニ塩湖ならではの現象。神秘的です。
難しいことは置いておいて、どこかで見たことのある旗が!
これはウユニ塩湖のパンフレットにもよく出てきますね。
ここにもダカールラリーのモニュメントが。
リャマさん(アルパカから進化)のフェルトぐるみを乗せてコラボレーション。
後ろに見える小屋の中でランチタイムです。
ここでもお土産を売っていました。
暑そう。
中には部屋のようなものもありました。
奥にはトイレもあり、5Bs.で利用できます。
お金はトイレの手前にある売店の人に払います。
アルマジロ
そしてお待ちかねのランチタイム。
ドライバーさんが用意してくださいます。
テーブルも椅子も岩塩でできていました。
飲み物は残念ながら冷えていません。笑
ツアーに参加している4人で同じ釜の飯を食らいます。
メニューはトマト、キュウリ、ポテトと人参のサラダ、チーズ、ベジタブルライス、ボリビアのチキンフィレ(チキンナゲットをカツにしたようなもの)です。
バナナも一人1本もらえました。
チーズの塩気が強くて野菜と合いました。
味についてはまずくはないのですが、日本人の口にはちょっと微妙かな^^;
これも塩?
他のツアーではカットフルーツがあったり、パニーニサンドだったり、ツアーによってさまざまです。
おやつをもらっているところはいいなあと思いました。笑
ランチ後時間があったので写真遊び。
なかなか難しいです。
ふたたびひた走り、次の場所へ。
到着したのはインカワシ島。
サボテンが生えているのが有名な島だそう。
雨季には島らしくなるのでしょう。まだ乾季の終わりの今は丘のようでした。
ドライバーさんのランチタイムということで1時間ここで過ごします。
サボテンがチンアナゴに見えます。
上の方に登るには別途入場料がかかります。
お手洗いもあるのですが、そのチケットがないと使わせてもらえないと。
(お願いしてゴリ押しで使わせてもらった人もいました。)
レストランもあるのですが、高そうなので日陰で休憩。
日本人の方もたくさんいて、これから2泊3日でチリのアタカマ砂漠に行くという方も。
それも楽しそうです。
インカワシ島でのんびりした後は、再び塩の大地へ。
真っ白すぎて本当に水があるのかどんどん不安になってきます。
ここで再び写真遊びの時間。
コーラのボトルでトリック写真を撮ってみたり。
クスコで買ったハムスターで遊んだり。
マチュピチュに行く列車で作ったフェルトぐるみで遊んだり。
思い思いの時間を過ごしました。
すると、号令がありドライバーさんのフォトタイム!
こんな写真を撮ってくださいました。
プリングルスの缶からつまみ出されるふくねこ
踏まれるー!!
逃げろー!!
プリングルスの缶と恐竜の人形は穂高ツアーで用意してくれたものです。
距離感も慣れてます!
かわいいのに襲われた
真っ白なアルパカさんは同じツアーの男性が現地調達で用意したもの。
こんなリクエストにもこたえてくれます♪
プリングルスの上に乗ったり
ひょっこり現れたり
びょーん
乾季のウユニは味気ないなあと思っていたのですが、十分楽しめました!!
あと、真っ白なウユニ塩湖はサングラスがないと目がやられます。
サングラス、必須です。
いよいよ鏡張りスポットへ
ところでこんな真っ白な大地ばっかりで本当に水はあるのでしょうか。
少し前に出会った人によると、水が全然なかったと聞いていたので不安になります。
そんな不安を抱きながら、車はいよいよ鏡張りスポットに到着したのでした。
水がない方にはトイレ
鏡張りスポットは今の時期、ウユニ塩湖のはじっこの山のふもとに広がっていました。
きっと山に雲がかかって雨が降りやすく水がたまりやすい場所なのだと思います。
長靴に履き替えて水の中へ!
鏡張りあった!!
規模は小さいですが、鏡張りの景色を見ることができました。
青空と雲が映る湖。
ずっと見たかった景色を見ることができて言葉を失います。
風が吹くと水面が波立ってしまうので、なかなか条件が難しいウユニ塩湖です。
この日はまずまずだったと思います。
波立つ場所と立たない場所をドライバーさんは知っていて、鏡張り遊びの写真はそのスポットで撮影。
さすがです。
まだ水が少なくて地平線の向こうまで水面というわけではありませんが、じゅうぶんきれいな景色を楽しめました。
水面鏡の世界
山も反転
あちこち写真を撮っていたら、ドライバーさんから「トモダチー!」と再び号令。
椅子を準備していてくださいました。
椅子も映る
ここからがドライバーさんの腕の見せ所です!
こんな楽しい写真になっていました。
最後のポーズは腕がしんどかったです。笑
この写真撮影を嫌がる人もいますが、ふくねこ的にはとても楽しかったです。
あと同じ参加者さんのiphon8で撮影したのですが、画質が良すぎてびっくりしました。
この後は心行くまで夕日を堪能。
太陽の反射まで鏡写し
ずっとここに居たい
太陽が沈むにつれて、鏡張りの演出も終盤。
空と水と太陽光が作り出すウユニ塩湖の神秘的な光景が胸に刻まれました。
ありがとう太陽
日が暮れて、再びドライバーさんとウユニ村の穂高ツアーまで戻りました。
他のお2人を塩のホテルに送っていったのもあって、ウユニ村に到着したのは21:00頃。
ドライバーのエルネストさん、一日ありがとうございました。
穂高の1DAY+サンセットツアーは盛りだくさん
ビクーニャもいっぱいいた
穂高ツアーでは今の時期、乾季の楽しみと雨季の楽しみの両方を味わうことができました。
小物も用意してくれるのでこちらが持っていくのは「サングラス、日焼け止め、飲み物、お菓子」程度で済みました。
ウユニ塩湖の日差しは強く、本当にすぐ日焼けするので日焼け止めとサングラスは必須です!
日が暮れてからは冷えるので、突然の雨に備えてレインウェアと兼用の上着があると良いと思います。
長袖は日焼け止めにもなってよかったです。
個人的に撮りたいアイデアがあればそのアイテムも持っていくとより楽しめます。
盛りだくさんで楽しいツアーでした!
きれいな鏡張りを見るには
ウユニ塩湖の素敵な鏡張りの光景を見るには、
・風がない
・雨が降った後
・雲がある程度ある晴れ
という条件がそろうことが必要です。
なかなか難しいですが、長く滞在できるのであればこの条件を狙って行くと良いです。
ウユニ村とウユニ塩湖の天気はかなり違うので行ってみないと分からないのですが、行く回数が多いほどチャンスは増えます。
(1週間毎日行ってやっとこのきれいな光景を見れたという人もいました。)
ウユニ塩湖の鏡張りには運も必要ということを思い知ったウユニでした。
☆後日穂高のスターライト&サンライズツアーにも参加したので、そちらに続きます☆