幾度となく失敗したアボカドの種栽培。ようやく成功したのでその栽培方法と成長記録を紹介しています。
ペットボトルで簡単にできてスクスクと育っています!
アボカドの種を育てたい
アボカドって美味しいよね
森のバターと言われるアボカド。果実でありながらこってりしたそのした味わいが好きです。
そしてアボカドと言えば存在感のあるこの種。
アボカドの種はを発芽させて育てることができることでも有名です。
育て方としては
- 種を水の中に入れておく方法
- 種に爪楊枝を3本刺し、下1/3を水につける方法
- 土に埋める
などなど。
これまで何度か挑戦したのですが、発芽しなかったり、根っこだけ出ても芽が出なかったり…。
今回新たにペットボトルで育てる方法を知り、試してみました。
種が割れた!!!
ぱっかーん
ペットボトル栽培器のつくり方は簡単。
飲み口の方を適当な位置で切り、ひっくり返してはめ、水を入れて種を乗せておくというもの。
種の薄皮は剥いた方が発芽しやすいらしいのでむきむき。
すると見事に種が割れました!!
栽培を始めてから種が割れるまで10日前後だったと思います。
先に根っこが育つといろいろな方が書いていたのですが、今回は芽らしきものの方が先に登場。
最初これが根かと思って「逆さだったかな…」と不安になりましたがこの割れてる方に芽が育っていきます。
さらに2週間ほどで根っこがこんなになりました。
「先に根が育つ」とはこのことだったんですね。
何だかたくましい根っこです。
種はとがっている方を上にして水に浸けます。
「植物」になってる
そしてこのころには芽もはっきり。
生命力を感じます。
それにしても見事な種の割れ具合です。
ある日急に割れてたので、一気にパックリ割れたんだと思います。その瞬間を見たかったなあ。
種が割れてから3週間後
生きている証
ひとつ前の写真から1週間後、一気に芽が伸びました。
種が割れてからは約3週ほどの姿です。
芽が出てからの成長はめざましく、日に日ににょきにょきと育っていきます。うれしい。
アボカドの芽が育ったからといって何かメリットがあるわけでもないのですが、こうして成長していく姿を見るのがうれしい気持ちって何なんでしょうね。
母性?というほどじゃないな。きっと人間の本能なんですかね。
太陽の方に向かう
多くの植物には「走光性」という光の方に向かって育つ性質があります。
ひまわりがつぼみの間は太陽の方を向くのがそれですね。
アボカドの芽もそうでした。
普段は窓際に置いているのですが、窓を開ける時に移動させてそのまま窓の横に置いていたら、光に向かって芽が曲がっているではありませんか。
写真は窓際に置きなおした翌日なのでけっこう戻っていますが、ぐいっと曲がっていて「生きてるなあ」と、植物の力強さを実感。
ぐんぐん育つ
一気に伸びた
芽がにょ~っと出てからというもの、アボカドさんはすくすくと成長。
これは前の写真から1週間後のもの。
毎日見てわかるくらいに伸びています。
これはもう苗木といってもいいくらい。
立派な観葉植物に成長
土台が心もとない
さらに1週間。すっかり木っぽくなりました。
仕事で疲れて帰宅しても、日に日に育つその健気な姿に癒されます。
ちなみに水は定期的に変えています。
グリーンに落ち着く
葉っぱもこんなにしっかり。
こうして我が家に観葉植物が仲間入りしました。
アボカドは1個50円の見切り品。それでも確実に育まれる命。
アボカドは冷蔵してしまうと種の発芽力が極端に落ちるので、発芽させたい場合は冷蔵庫に入れないようご注意ください。
じっくり育てよう
お日様たくさん浴びてね
それにしてもスーパーで買ったアボカドの種がこんな木になるとはやはり驚きです。
水と、太陽光と、種自身が持っている栄養。
植物の力ってすごいですね。
そろそろ植木鉢に植え替えてじっくり育てたいと思いますが、アボカドの木はなんと20mほどまで育つ常緑樹…。
どこまで育てられるか楽しみです(笑)。
植え替えました
観葉植物の土を使用
後日、土と鉢を買って植えてみました。
鉢は7号、土は観葉植物用です。
元気に育てー
根付くか心配ですが、温かく見守ります。