これに乗っていきます
エストニアのタリンに2泊3日した夕方、夜行フェリーでスウェーデンのストックホルムに向かいました。
地図で見るとさほど離れていないこの2つの都市。
17時間もかかりましたがかなり快適に移動できました!
- チケットの購入
- ターミナルへのアクセス
- 自動チェックインの仕方
- フェリーに乗船
- 船内は豪華ホテルのよう
- 専用バスルームもあって快適
- 免税店やブッフェレストラン、ファストフード店も
- フェリーは意外とよく眠れる
チケットの購入
2人で16500円くらい
フェリーのチケットはヘルシンキ―タリンを買ったときと同様、「Direct Ferries(ダイレクトフェリーズ)」のサイトで購入しました。
日本語の表示もあって買いやすいです。
(確認メールも英語版・日本語両方のフォームが届きます)。
1泊できて移動もできてこの金額なら安いなあと思いました。
海側の部屋はもう少し金額が上がります。
1等船室だとさらにアップします。
ターミナルへのアクセス
見えるけど遠いやつ
ふくねこたちのフェリーはタリンのフェリーターミナルDからの出発でした。
このへん
ターミナルDは旧市街ど真ん中から歩いて行くとそれなりに遠いです。
バス亭もあるっぽいですが、よく分からないので歩きました。
やっと着いた
フェリーターミナルDの周りにはあまりリーズナブルな飲食店がなく、ターミナル内にも小さなカフェがひとつあるだけでした。
食べ物・飲み物はターミナルに着く前にスーパーやコンビニ的なお店で買っておくことをお勧めします。
フェリー内にも飲食店や免税店はありますが、タリンで買っておく方が安いです。
自動チェックインの仕方
自動チェックイン機はガラガラに空いてた
出航は18:00、この便の場合はチケットにあるとおり45分前の17:15がチェックイン期限です。
16:30頃に行ったら窓口は少し人が並んでいたものの、自動チェックイン機は余裕で使えました。
イギリス国旗(英語)モードで
自動チェックインでは「Reservation number」と「Security code」を求められました。
が、予約メールにはそんな言葉はありません。
英語版でも「Reference Number」と「Ticket Number」のみ。
えーーー・・・
とりあえず
Reservation number→Tallink Silja Reference Number
Security code→Tallink Silja Ticket Number
が該当しそうだったのでその番号を入れてみました。
いけた!!!
それで合っていたらしく、チケットが出てきました。笑
クーポンも一緒に出てきて、船内でビールかサイダーが1杯50%オフになるようです。
※サイダーはアルコールだったことが翌日の朝判明。朝からお酒飲んで酔っ払った。
フェリーに乗船
ヘルシンキ行きもある
チェックインの上の階が乗船口になっています。
「Passage」の案内の通りにエスカレーターで上がります。
上がると右手に小さなカフェがあり、ちょっとしたドリンクとパンも買えます。
0.8€~あるのでお腹が空いていて安く何か買いたいときの最終手段はここ。
表示もあって分かりやすい
乗船口にはちゃんと乗る便の案内が出ています。
電車の改札のようなゲートでさっきのチケットのバーコードをかざして入場。
このチケットはフェリーのキャビン(部屋)の鍵にもなっているので、折り曲げたり携帯の近くに保管して磁気がおかしくなると面倒なことになるので気を付けましょう。
(困ってる人見た。)
人が少なくて不安になる
乗るときに知ったのですが、乗船時刻は16:00~17:40まででした。
ぎりぎりに入らなくてよかった。
17:40までに入る理由がこれか
フェリーの乗り口まで歩いていて、なぜゲートを通る時間が17:40までなのか分かりました。
乗船するまでめっちゃ遠い!
まだ遠い
なかなかの距離を歩きました。
これは大変だ。
大きな貨物トラックが丸ごとイン
途中何台ものトラックがフェリーに入っていくのを見ました。
あんなものを何台も抱えていくのかこのフェリーは。
船ってすごいですね。
船内は豪華ホテルのよう
これが船なのか
乗ってまず驚いたのがその入口です。
きらびやかな装飾と絨毯、ぴかぴかの階段。
何だここは。
ホテルの廊下みたい
われわれの部屋は8階だったのですが、部屋がものすごくたくさんあってなかなか辿り着けませんでした。
いったいいくつ部屋があるんだ。
そして辿り着きました。
ソファー席
予約確認メールに「4寝台付き」と書いてあったので
4人部屋か・・・相部屋の2人どんな人だろう・・・
知らない人と狭い部屋で17時間一緒か~やだなあ
と正直思っていました。
折り畳みベッド
ところがどっこい。
部屋の設備を見る限り、これは・・・2人部屋だ!
倒すとこうなります
いくらなんでもここに4人は寝るまい。
実際4ベッドルームの写真が船内案内にあり、それは寝台車のような2段ベッドになっていました。
これはうれしい予想外。
ソファ―もベッドになった
専用バスルームもあって快適
シャワーカーテンもきれい
キャビンには専用のバスルームもついていました。
船でシャワーが浴びられる。
しかもこのシャワー、アジアの高めのホテルよりも使い心地がよかったです。
ヨーロッパクオリティ。さすがです。
濡れた床の水を拭き取る用の器具も置いてありました。
考えられてるなあ。
トイレの紙も流せた(途中で知った)
免税店やブッフェレストラン、ファストフード店も
ショッピングセンターみたい
船内にはブッフェレストランの他、レストランやバーが何店舗か入っていました。
ブッフェレストランは既に人が並んでいました。
40€くらいして結構高いのに、うらやましい。笑
他には免税店やディスコまでありました。
免税店は公海上ならではですね。
お世話になったファストフード
我々はリーズナブルなファストフード店でごはんにしました。
安定のサンドイッチ。
サーモンが乗ったパンが美味しかったです。
自販機もある
我々が乗った船、出航は18時の予定でしたが、アナウンスがあり2時間遅れとのこと・・・。
理由も言っていたのかもしれませんが、聞いた限り言っていなかったような気がします。聞き取れていないだけかも。
でも到着は定刻通りと。
うれしいけど不安。
結局20時を待たずに出発しました。とりあえずはよかった。
フェリーは意外とよく眠れる
巨人の行進
夕日を堪能して部屋に戻り、就寝。
夜はびっくりするくらいよく眠れました。
揺れも気にならず、特に周囲の音も気になることはなかったです。
部屋でWi-Fiが使えず「寝るしかない」と割り切れたのもあったのかもしれません。
船は予定通り10時15分にストックホルムの港に着きました。
スウェーデンでもあちこち歩きます!